ふきの左後脚には、保護された時点で少し大きめの腫瘤がありました。

 

よくわかる写真が残っていなかったのですが、

位置としては太腿の裏あたりです。

 

面会の二日後、保護団体から譲渡の打診がありましたが、

その時に、腫瘤は悪性腫瘍の可能性もあるので、

家族でよく話し合って返事をください、と言われました。

 

そして翌日、受け入れたい旨のお返事をして、譲渡の運びとなりました。

 

腫瘤の切除と避妊手術を行うとのことでしたので、

できれば、短頭種気道症候群も同時にできないでしょうか、

と申し出てみましたが、避妊手術が時間がかかりそうで無理とのことでした。

できれば子宮摘出をしたいけれど、周囲の臓器に癒着していると思われるので、

簡単にはいかないだろう、との予測でした。

 

また腫瘤切除も、悪性の場合を考え大きく切除し取り切ることを目標にします、

と言うお話でした。

 

もちろんフレンチブルドッグにとって、全身麻酔は大変大きなリスクを伴うことは

私も承知しておりましたが、ふきの呼吸が気になっていたので、

後々を考えると、一遍に行えたら負担も少ないかな、と思いました。

 

ともあれ手術は無事終了との連絡をいただき、

2日後、私たちはふきを迎えに保護団体の事務所へ向かいました。