柏商工会議所、助成金セミナー | 新労社 おりおりの記

柏商工会議所、助成金セミナー

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50分だけのセミナーでしたが、商工会議所の助成金セミナーを久々に行わせていただきました。同業相手のセミナーと違い、社長さんもしくは学校の先生向けのセミナーは、難しい専門用語は省かねばなりません。また、あちこちに分野が飛びがちな助成金についてもポイントを絞って、行く必要があります。

 

基礎知識とは、そんな難しいものではありません。財源はどこから、実際の申請の流れはどうか、また、もらえなくなる場合くらいです。そして強調したのは、決しておカネ儲けを企図して作られたモノではないということです。

 

助成金がもらえる方法というのは、期限までに書類を揃えて出せば済むのです。しかし、その過程で法定3帳簿はじめ、キッチリと労務管理をやっている事実を、書類で証明する必要があるのです。しかもきちんとした手順を踏んでです。計画を出さないと、いかにイイことをやっても助成金に結び付かないことが多いのです。

 

おカネをもらえる“結果”よりも、規程制度その他細かいことをやって、従業員の福利に貢献する“過程”をやることが大事ですね。時々何が何でも助成金を得るぞ!という会社もあるのですが、そういう会社は、労多くしておカネ少なし、また、不正摘発の恐怖におびえなければならないのです。

 

細かい事務はだれでもウンザリします。私でも追加書類はイヤで、楽をしたいです。しかし、細かい事務をクリアしてこそ、またそれがあってこその“カタチ”のある福利なのです。おカネ自体より、ホントに従業員のためになって生産性も上がりひいては会社の利益になると、そういう考えを持って行きたいものです。

 

たった50分でパワポ25枚の資料9枚でした。具体的な実務にも触れ、その福利の本質について語れたと思うのですが、どうでしょうか。