スペイン人とブラジル人との同居は約1か月続いた後
彼らはイタリアでのお勉強バカンスを終えて帰っていった。
この家には私ひとりだけが残った。
大きな家に一人暮らしは悪くなかったけれど
あまりにもチェントロから遠くてうんざり。
学校に行くにも、遊んで帰ってくるにも
暑いし、(当時のバスはオンボロで車内は激しく暑かった)
通学だけでも酷く疲れるので、また引っ越すことにした。
イタリア語は話せなくても
3か月目はイタリア生活にもずいぶん慣れてきていたので
もう学校には頼まずに自分でアパートを探すことにした。
シェアメイトを探す張り紙を見ていると
「日本人女性限定」というのをさっそく見つける☆
チェントロ(中心街)だしお値段もフツーだし
さっそく電話してみた。
今思えば本当に子供のおもちゃみたいな
SONY エリクソンの青いケイタイを
イタリア人女性と同居していた時に
一緒にお店に行って買っていたのが役に立った。
電話してみると日本人女性が電話に出て
「すぐに見にいらしてください。」とのことで
さっそくお邪魔する........
と
フィレンツェの中心街の元貴族のお屋敷だった!!
エントランスの大扉は3メートルくらいあって
中に入ると石造りの大階段が続いていて
まるで中世にタイムスリップしたようだった。
「こちらですよ~」と出迎えてくれた女性はとてもカンジが良くて
アパルタメントの中に入ると、天井の高い造りでとても気に入った。
外観からは想像もできないフツーの住居がまた意外で良かった。
立地はサイコーだし、同居人の日本人女性2人もいい人達で
私は即決して、夏の旅に出る前に引っ越させてもらうことにした。
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