イタリア生活2か月目。
まだ全然喋れません。
ただイタリアにいることに身体を慣れさせている状態。
また学校の斡旋してくれた2件目のアパートに引っ越した。
今度は大家は別宅に住んでいて
学生だけでシェアするアパートだそう。
行ってみたら、同じくイタリア到着したての
スペイン人とブラジル人の男の子2人との同居だという!
同居人までは選べないけれど男子2人ってどうかしらね?
会ってみると、育ちのよさそうな
とてもカンジの良い二人なので安心した。
今度のお家は中心街からずいぶん離れたところにあり
通学にかなり時間がかかるけれど
洗濯機は使えるらしくホッとした。
スペイン人の男の子はカナリア諸島から来たとのこと。
育ちの良いジェントルマンだった。
ブラジル人はとっても背が高くてやさしいので
これは学校から女の子をすぐにお持ち帰りしそうだな.....
って私の予想は的中した。
とにかくみんなイタリア語を喋るのが面倒臭いので(←喋ろうよ!)
英語で喋っていた。
とくにスペイン人は相当流暢な英語を喋っていて
また圧倒されて私は疲れ気味だった。
そのうちブラジル人は語学学校で出会った
ベルギー人のキレイな子をお持ち帰りしてきて
彼女はフランス語ができるからか
イタリア語もみんなよりとても上手に話していて
私は「こんなに上手に喋れるなんてステキだな~」と思った。
前の家のイタリア人女性とはうってかわって
スペイン人もブラジル人もよくシャワーを浴びていて
3人でいつもお風呂争奪戦が繰り広げられていた。
学校ではなんとか授業についていく程度。
いつも辞書が手放せず、
辞書を引いているから先生のお話を聞きのがしたりして
結局何をやっているのか解らなくなることがよくあった。
スペイン人はペラペラと先生の質問に答えていて
当時の私は「すごいなぁ~!」と思っていたけれど
今思えば彼らは半分スペイン語でテキトーに答えていたに違いない!
単語をイタリア語チックに直すだけで
なんちゃってイタリア語になるくらいよく似た言語なのですから。
同じラテン語をルーツに持っていても
ポルトガル語のブラジル人は
イタリア語を話すのに苦労している姿が見受けられた。
私はポルトガル語の知識は全くないけれど
スペイン語の方が遥かにイタリア語への応用が利くようだった。
それよりなにより一番大変そうなのは日本人の私だった。
間違うのが怖くてイタリア語を口にも出せない様子。
哀れな日本人の私よ!
でも語学に関しては誰も助けてくれない。
一体こんな状態で
6か月後どうにか喋れるようになっているのか?
不安ながらも前進するしかなかった。
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