目立って人を集めるのに「感情で共感を呼ぶ」という類の表現は、人にアクションを起こさせる意味でとても分かりやすい現象を生みます。
 
 
普段記事を読むだけだった人から「感動しました!」とメッセージが入ったり「これは皆に見て欲しい」とシェアをしてもらったり
感情の高まりによって行動を引き起こすことが出来る、それだけのエネルギーを生むものが「感情描写」にはあるのだなと、この現象をまじまじと見ていました。


これまでだったら
すごいなぁ、やっぱり感情表現ってだいじー
で終わっていたのですが、私がずっと疑問に思っていた事と最近線で繋がるような現象が起こってきました。


何もかもが上手くいっていたら気付かなかったであろう大事な仮説がひとつ立った気がしているので、今日はそのことについて書こうと思います。






**【感情描写で集めた人には高額商品が売れない】**


「あなたの表現は目立つよね」
「あなたの感情表現で心を打たれたよ」
そういった言葉を頂きながらも一方で、ビジネスに於いてはなかなか軌道に乗らないという状況に悩み、テコでも売れない数ヶ月を悶々と過ごしてきました。


それでも人は沢山寄ってきて、皆口々に「あなたの表現に心打たれた」と言います。
ファンだと言って寄ってくるのだ、この人達は私から何が欲しいのだろうと、自分の持っているあらゆる価値を細分化し、様々な形でリリースしてもうんともすんともいいません。


次第に「目立って人が集まる性質はあっても、私には買ってもらえる価値がないのだ」
「お金を出してまで買いたいと思える価値ではないのだ」と考えるようになってきました。


薄利多売は出来るのに、高額商品は売れない。
高額商品が売れる人は、芯が強く頼りたいと思えるような人だ。だから私は芯が弱く、まだまだ頼りないように見えているのだなと。


マインドの強化を意識はするものの、成果を実感し辛く繊細なこの長い道のりに、少し疲れも見えはじめました。




*****【糧を買いたいニーズの存在】*****


そんな中でも直感を信じて来てくださったクライアントさんが、これまでのクライアントさんと少し違う視点を持っていることに気付き始めます。


私の感情表現にそのまま惹かれて寄ってきたというより、私の感情表現を形にする技術を見ている。
「わーすごい!感動しました!共感しました!」と沢山の人が言っている側で、そのムーブメントを起こしている私のカラクリを静かに見ている、そんな印象でした。


そう言えばこれまでのクライアントさんの中にも、似たようなタイプの人達が少なからず混ざっていたことに気付きました。

とても冷静な目で、私の性質やスキルが自分にどう活かせるのかを見ています。


そこでやっと気付きました。
消費行動には感情を買いたいというエモーショナルな消費と、糧を買いたいという活動の本源やエネルギーの消費があるのだろうと。




**【感情消費は感情訴求に集まり薄利多売向き】**

感情表現に集まる人は私から感情を買いたい。
「すごく辛かったね、悲しかったね」「とても嬉しかったね、幸せだね」という皆がきっと体験して抱いたことのあるであろう言葉にならない感情を、私が代わりに堂々と書くことでそれを読み自分と重ね合わせ、その時の感情を再度感じきるという擬似体感を消費します。


今や良く見かける様々な企画のクラウドファンディングや寄付・募金などもそうで、
「自分が人の役に立っている」「あの人を具体的な形で応援している」という感情を消費したくてお金を渡す。


これには沢山の人の感情に触れ行動を促すアプローチ、つまりインパクトのある感情描写のプロモーションが効果的で、「ほんの少しのアクションなら私にも出来る」とシェアが起こり、結果的に多くの人の視線を集めることに繋がっているんです。


感情を買いたい人は「自分にも出来る少しのアクション」で沢山の認知をもたらしてくれますが、売るものを間違えてはいけません。


例えば「有名なパティシエの美味しいケーキを食べて満足感にひたっている」人に「このケーキの作り方を学びに来ませんか?」と糧を売ろうとしても「いやいや、私はこれだけで十分です。」と答える人が殆どだと思います。
 

感情が買えただけで良いという人に、私はどう糧を売ろうかと試行錯誤を繰り返していました。
そもそも私に求めるものが違う人に、どうあがいてもそれはビーガンにハンバーガーを勧めるようなものでした。
 
 


*****【感情と糧を売り分けてビジネスを育てる】*****

 

芸能人ばりの有名人でない限り、感情消費の為の感情訴求だけでは食べていけません。それこそ、どんだけの規模の薄利多売になるのかという話です。


だからと言って、糧消費の為の糧売りだけでも、認知の拡がりに苦戦する時がくる。最初から糧が欲しくて糧を探している人向けのプロモーションに変えていく必要があると思っていて、
「人の縁」で繋がっていく"Facebook"ではニーズの割合が狭く拡大が難しいと考えています。


感情と糧の売り分けとそれぞれのプロモーションの使い分けが、これからの個人事業のプロモーションにはきっと必要になってくる。
一緒に挑んでいきませんか。

 




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