本日(4/20)8:50に発表になった
3月貿易統計によると、
1,965億円の黒字という事です。
予想は、6,454億円の黒字でしたので、大幅に悪化した感が有ります。
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前年同月比では、
78.9%の大幅減となっており、
東日本大震災の影響が大きく出ています。
輸出総額 5兆8,660億円(-2.2%)
輸入総額 5兆6,695億円(+11.9%)
今後についても
主力の自動車産業が打撃を受けているだけに、
部品輸出、完成品の輸出は減少するでしょう。
一方、
復興のため資源等の原材料の輸入は増加すると思われ、
早ければ、4月の貿易収支から赤字に転落する可能性が有ります。
これまで、
唯一の円高要因であった貿易収支の黒字が赤字に転落すれば、
円安が加速する可能性も有ります。
ただし、
これまで日本は貿易で相当に稼いできました。
黒字の蓄えが十分に有りますので、
実際には今すぐに円安が加速する事はないと思われますが、
この傾向が続けば心配な材料となります。
尚、平成22年度ベースの貿易統計では、
過去最大の9兆8,526億円の黒字となっています。
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