料理と自分 | たっくのブログ
2013年03月01日(金) 21時00分00秒

料理と自分

テーマ:店主のひとり言
店主のひとり言 第2回 より


私にとって料理とは自己表現である。
興味から始まり探究心が芽生え今ではなくてはならないものになって、
自分の一部分となった。

普段の会話では表現出来ない部分を料理というものに置き換えて会話する事が、より相手に
伝わりやすいことがわかった。
料理を始めてからそこに気付くまでには沢山の経験と周りにいる人によって支えられている。

今、料理が楽しい。
ピンチョスを始めて毎日厨房に立てることが自分自身の喜びに繋がる。
お客様に食べてもらって美味しいって言ってもらえることがさらに喜びに繋がる。

もちろん未熟な部分も沢山あって、料理人として不甲斐なさを感じることもあるが、常に
自分の腕を信じることで可能性が見えてくる。
新しい発見があると成長を感じる。

私は、同じ料理を2度と作る事が出来ない。
もともと分量を量るのが苦手なところもあるがそれだけではなく
その時の感情がおもいっきり料理に反映する。

お店として、料理人として、それではいけないのかもしれないが、私はそうは思わない。


作り手と食べる人、それぞれ同じ人であり、
今日の「今」あなたにどんな事があってどういった経路で
ピンチョスにいるのかはわからないがあなたにとって最高の食事を作る事が私の仕事。

あなたは「美味しさ」に喜ぶかもしれないし「ゆっくり食べられる」事に喜ぶかもしれない。
もしかしたら今日は喜ばないかもしれない。だけど私は「今」の自分に出来る最高の料理を
あなたに作ります。これが私の精一杯の表現です。

伝わったときの「美味しかったよ。またくるね。」は最高に嬉しいですよ。

2011年、2月


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