Buono!の2ndアルバムの収録曲が発表になりました。1stアルバムが素晴らしい出来だっただけに、今回のアルバムも大いに期待しております。

Buono! 2ndアルバム「Buono! 2」収録曲
1. Early Bird
川上夏季/木之下慶行     
2. Kiss!Kiss!Kiss!
岩里祐穂/井上慎二郎/西川進     
3. キラキラ
岩里祐穂/AKIRASTAR     
4. 消失点-Vanishing Point-
川上夏季/崎谷健次郎/佐久間誠     
5. ロッタラ ロッタラ
岩里祐穂/井上慎二郎/西川進     
6. co・no・mi・chi
三浦徳子/つんく/AKIRASTAR/中山信彦     
7. みんなだいすき
C.Piece/AKIRASTAR/安部潤     
8. I NEED YOU
岩里祐穂/AKIRASTAR/西川進     
9. ガチンコでいこう!
岩里祐穂/ムラマツテツヤ/西川進     
10. You're My Friend
岩里祐穂/AKIRASTAR     
11. OVER THE RAINBOW
:岩里祐穂/Gajin/佐久間誠     
12. ゴール
岩里祐穂/AKIRASTAR/井上慎二郎 

 名前は左から、作詞/作曲/編曲 になりますが、一部おかしい部分があります。情報元のサイトのデータが不完全なようでした。
 最新シングル(1/21発売)がつんく♂作曲だったため、アルバムまでつんく♂が介入してくるのでは?と心配されていましたが、その点は大丈夫でした(苦笑)。つんく♂が書いているのは、その最新シングルのみです。

【PV】 Buono! - co・no・mi・chi

 どうでしょうか?ちょっと、いや、かなり今までのBuono!と違う気がするのですが、気のせいじゃないですよね?
 つんく♂だからと先入観で見てしまう事はしないようにと思ってみても、何かが違うというか「Buono!らしさが薄まっている」そんな気がしました。

 では、一体何が「Buono!らしさ」なのかと言えば、まあ軽く言えば「弾けた感じ」でしょうか。アイドルガールズロックというコンセプトで、ライブではガールズバンドを従え、Buono!メンバー本人達まで楽器演奏を披露するなど、可愛さ+音楽性を大事にしてきたBuono!です。これは非常に意味があり大事な事だったような気がします。
 たとえば、avex系の女性歌手。その多くはハッキリ言ってアイドルと紙一重の人達です。一部の人を除いて、歌唱力も創作力もそれほどアーティスティックだとは私は思いません。もちろん、それは悪い意味ではなく、実力的にはアイドル的なポジションでありながら、そこに付加価値を加えてアーティスト的なイメージを付ける事に成功している人達が多い。これは、ハロプロも大いに参考にすべき部分だと思うのです。

 ハロプロではBuono!はそういうイメージ戦略がうまくいっていたと思うし、今後アーティスティックなテイストを加えて、avex系の人達のようにアイドルヲタではない人達に支持される路線を目指せる存在だったと思うのです。
 今回のシングルのPVを見ていると、その辺が不安になってきました。せっかくピザーラのCMでハロプロヲタではない人も注目し始めているって時に、何故ここでハロプロの代名詞というべきつんく♂曲で行くのか? 謎です。

 ハロプロを応援しているのに、こんな事を言うのもナンですが、より広くファン層を広げていくにはハロプロというのを隠すまでは行かないにしても、前面に出さずに控えめに行くのがベターだと思っています。年末の音楽大賞番組にBerryz工房や℃-uteが出た時も、そういう風だったと記憶しています。
 中には、興味を持って応援しようかなと思ったら、実はハロプロと知って応援止めたというケースもあるかもしれません。だから隠すのも良し悪しだとも言えますが、Buono!に関してはせっかくここまでハロプロ風味を控えめにしてきたのだから、それを貫いてほしいのです。その結果どうなるのかも非常に興味あるし。
 もし、結果的にダメだっとしても、それこそ彼女達には帰る場所「ハロプロ」があるのですから。結局、やはりハロプロハロプロじゃないかと言われそうですが。

 ハロプロは「革命元年」で行くのなら、色んなアイドルの在り方を模索してほしい。Buono!には先頭を走って道を造っていってほしいなと願っています。