“防衛増税”「国民 自らの責任」岸田総理が強調…高市大臣“反発”自民党内ゴタゴタ(2022年12月13日)

 

  https://youtu.be/u0AaQwukhPY

 

 

 ANNnewsCH
 2022/12/13 19:00

 

 

 

 防衛費増額を巡り、批判の急先鋒に立った高市早苗大臣が「罷免(ひめん)されるならそれはそれで仕方ない」と発言しました。一方、岸田総理は、増税について「国民が自らの責任としてその重みを背負うべき」と強調しています。

 



 「防衛」のための「増税」、総理の考え方がこちら。

 自民党・茂木幹事長(役員会での総理の発言):「議論が進んでいる防衛力の抜本強化、これは安保政策の大転換であり、時代を画するものと考えている。責任ある財源を考えるべきであり、今を生きる国民が自らの責任としてしっかりその重みを背負って対応すべきものである」

 



 岸田総理は、増税について「国民自らの責任として重みを背負うべき」と説明したということです。

 これに共産党の志位委員長は「国民に責任だけ押し付けるのはあまりに厚顔無恥な政治」と批判。

 

 

 

 今回の判断には、閣内からも批判が…。

 高市大臣のツイッターから(12日)

「政府与党連絡会議に私も、西村経済産業大臣も呼ばれませんでした」

 公然と批判した高市大臣。

 高市経済安全保障担当大臣

「増税の対応を、という話が急にございましたので、真意が私自身も分かりませんでした。現段階でもそうです。なかなか総理のアポ取れないんですよ」

 さらに「総理のアポが取れない」とこぼします。

 



 一夜明けた、13日朝の閣議の冒頭で…。

 閣僚が口々に「ごちそうさま」。

 

 

 高市経済安全保障担当大臣

「きのう夜、閣僚懇親会を総理が開催してくれた。その中で総理が各閣僚の席を全部回ってくださり、約10分間総理と率直に話す機会を頂いた」

 


 政治部・小池直子記者

「昨晩、岸田総理は全閣僚を公邸に招いて会食しています。当然、高市さんへの配慮あったと思います」



 10分の会話…。結果、どうなったのでしょうか。

 高市経済安全保障担当大臣

「安定的な財源が必要であるということについては、総理と私の認識が違っておりませんでした。(総理から)今後は閣僚から至急に大事な話があるという時には『少し工夫をして時間を取るようにする』というお話がありました」



 閣内不一致はないとした高市大臣ですが、一方で…。

 

 高市経済安全保障担当大臣

「『辞表を出してから言え』というお声を頂いていることも承知しておりますが、官邸の総理周辺から声が出ているということも承知しておりますが、間違ったことを申し上げているという考え方はございません。ただし閣僚の任命権は総理にありますので、罷免をされるということであれば、それはそれで仕方がないという思いで申し上げております」

 



 「罷免は仕方ない」とまで言及。なぜ、今こうした批判が出てくるのでしょうか。

 政治部・小池直子記者

「そもそも総理は来年は増税しないとはっきり明言している。なぜ今議論を開始するのかということへの批判・不満が強い」

 



 増税への異論は安倍派からも…。

 自民党・萩生田政調会長

「増税という選択肢は最終の選択肢だということを私は申し上げましたので、例えば国債も排除しないで、しっかり予算を組んで」

 

 

 西村経済産業大臣

「投資、賃上げを阻害しない、そして国民全体で負担という考え方に基づきバランスの取れた議論がなされることを期待しております」

 



 政治部・小池直子記者

「なぜ安倍派からこういった意見が多く出ているかについては、生前安倍元総理は、防衛は今だけのことではないと、国債をちゅうちょせずに防衛費に使うべきだと主張していた」

 



 このゴタゴタに野党は…。

 立憲民主党・泉代表

「政府与党、防衛費を巡って大混乱となっている。およそ政権の体を成していない。混乱の極みだと皆さんも見てられるんじゃないでしょうか。ホントにひどいもんでですね」




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総理大臣職に就いている「岸田文雄」の「独裁ぶり」への抗議、


防衛費予算捻出の善後策を唱える

高市早苗議員、萩生田議員、杉田水脈議員らに、

後押しとなる意見、


それらを自民党に

ビシバシと送りましょう。


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