GIMPデザイン上達の大切な通過点【画像の切り抜き】 | GIMPから始めるグラフィックデザイン【Amatsuchi-Tomokazu】

GIMPから始めるグラフィックデザイン【Amatsuchi-Tomokazu】

AmatsuchiのTomokazuがGIMPを中心としたグラフィックデザインの話やチュートリアルの記事を書いていきます。これからグラフィックデザインを始めたい人、デザインを仕事として活動したい人、そんな人達に一つでも二つでもプラスになる話をしていきたいと思います。

こんにちは、
Karl Marx改めAmatsuchiのTomoakzuです(笑)

リニューアルも終わったので、久々にデザインについてお伝えしたい事を記事にします(笑)



しばらくブログを更新していない間に沢山のメッセージを頂けていました。

マイペースなブログですが、様々なご意見ありがとうございます。



・・・・で。
その中で、気づいた事というか、一番多かったご意見が「GIMPを使ってもっと綺麗にデザインを作りたい」という事でした。



そこで、今日はちょっと久々のチュートリアル更新という事で「綺麗にデザインを作る」前の通過点として一番大切な事をお話したいと思います。

これからグラフィックデザイナーを目指している人にとって基本的に大事な事で、GIMPでもPHOTOSHOPでも、他のソフトでも、多分一貫して言える事なんじゃないかなと思います。


素材の切り抜きこそとても大切なスキル


僕が制作する様なグラフィックデザインは、いくつもの写真の素材を貼り付け、重ね合せてデザインをしていきます。多い物では100枚近いレイヤーを使用する事もあります。



その中で、まず多くの写真素材を使用する場合に行わなければならないのは「素材の切り抜き」です。切り抜きをしないで何枚もレイヤーを重ねてもゴチャゴチャ訳の分からない物になってしまいますからね。



このブログでも過去にいくつかの切り抜きの方法を記事として紹介しましたが、今現在僕が主に利用している切り抜きの方法について大切な事をお話をしたいと思います。



基本的な画像の切り抜き方法としては大きく3種類あります。


①消しゴムやマスク処理等、完全な手作業での切り抜き
②ファジー選択等の、色の領域を指定して切り抜き
③パスを使った切り抜き



まず、結論から。
素材の切り抜きとしてはパスでの切り抜きを習慣とする事をお勧めします。



何故かと言うと、
簡単な話一番パスでの切り抜きが綺麗だからです。綺麗に切り抜きが出来るという事は、その後の写真素材として色々な用途で応用を効かせる事も出来ます。


切り抜きの仕上がり後の違いを見てみる

どう違うのか、下のリンゴを使ってそれぞれの方法でGIMPを使って画像を切り抜いてみました。(※切り抜き後の背景はわかりやすいように黒いレイヤーを追加しています)



①消しゴムやマスク処理等、完全な手作業での切り抜き





②ファジー選択等の、色の領域を指定して切り抜き




③パスを使った切り抜き




①の場合はもっと時間を掛けて丁寧にやればもう少し綺麗になるかもしれませんが、時間効率としてはかなり悪いです。また、慣れないうちは切り抜いた境界にムラが出来やすいです。



②の場合は、色の領域をクリックしてカットするだけなので、ほんの数秒で切り抜きが完了します。ただし、切り抜いた境界がギザギザしてしまうので、様々なシーンで素材として応用するには切り抜きの質は低いと言えます。また、今回は単純な白背景で簡単なリンゴを切り抜いているのですが、背景、素材それぞれが複雑になればなるほど切り抜きは難しくなります。



③自分で切り抜きの選択範囲を予め制作出来るので、境界も綺麗な曲線を作る事が出来ます。



ちなみに、上記①~③はごく短時間で制作を行ったものですけど、より丁寧にやったとしても、例えばこれから先あなたが「写真素材の切り抜き」として仕事を受注した時に、①と②の切り抜き方法でクライアントの人に満足して貰える様な切り抜きを行うのは膨大な努力と時間が必要になる可能性が高いです。



■切り抜きの時間効率


②>①=③

※①と③は素材やスキルによる


■切り抜きの綺麗さ


③>①=②

※①と②は素材やスキルによる


上記からわかる事は、


①消しゴムやマスク処理等、完全な手作業での切り抜き
⇒ちょっと面倒くさいし、仕上がりも微妙


②ファジー選択等の、色の領域を指定して切り抜き
⇒めっちゃ早く作業は出来るけど、仕上がりは微妙


③パスを使った切り抜き
⇒ちょっと面倒くさいけど、仕上がりは綺麗


ちなみにクライアントや、デザインを見てくれる人にとってはあなたの「ちょっと面倒くさい」作業はほとんど気に留めません。仕上がり第一なので(笑)


まとめ

上記でお伝えした「ちょっと面倒くさい」部分は、練習によってどんどん効率化してスピードを上げていく事が出来る部分ですので、今まで①や②の方法で素材の切り抜きを行っていたけど、更にステップアップを目指しているのであれば是非基本技術として切り抜きの基本はパスを使った切り抜きにシフトしていって下さい。


綺麗に素材が切り抜きができるというだけで、自分が製作するデザインのクオリティはもちろん、選択肢もどんどん広がっていきます。極端な話をしてしまうと、世界中のほぼ全ての画像やエフェクトなどのデザインの素材を持っていて、それを綺麗に合成する事ができれば、作れない世界は無いって事ですからね。





GIMPを使ったパスでの切り抜きについての基本操作方法


【過去記事参照】

パスを使った画像の切抜き方=GIMPチュートリアル=

【YouTube】

GIMP パスで画像の切り抜き


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※尚、当記事はAmaTsuchiのTomokazuがグラフィックデザイナーとして活動している上で、自由なデザイン、クライアントの方からのデザイン受注等を行っている上で感じた事、経験した事を基に書いています。参考になる、ならないには個人差がありますのでご了承願います。


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