おひさしぶーりーね🎵
フリバッチです。

今夜はガンズ・アンド・ローゼズ
チャイニーズ・デモクラシーについて
書いてみたいと思います。




この作品は向き合うのに時間かかったなあ。
10年くらいまともに聴けなかったからなあ。
毎年一回は聴いてみるんですが、
毎回ガッカリしてしまうという。

でも最近になって、
ガンズ・アンド・ローゼズとしてではなく、
純粋にロック作品として向き合えたんです。
そしたら素晴らしい作品だと気づきました。
諦めないで良かった、聴きこめば聴きこむほど
良くなるスルメ作品です。今や鬼リピですわ。

点数は、89点くらい
つけてもいいんじゃないでしょうか。
楽曲もアレンジも良く練られていますし、
ギターソロも気持ち良いです。


気になった点は、
エコーで空間が埋め尽くされていて、
アクセルの声が埋もれているところです。

アクセルの声のザラザラした部分や
ブルブル震える部分が掻き消されていて、
キンキンした部分だけしか聴こえない気が。

おまけにギタートーンもキンキンしているから
ヴォーカルとギターが同じように聴こえます。




ただし89点は、アクセルのソロ作品として
の評価になります。
ガンズ・アンド・ローゼズ名義だとしたら、
59点かな。

減点ポイントは以下に記載します。

まず、ガンズ・アンド・ローゼズではない。
マイナス10点

アクセルのヴォーカルさえあれば、ガンズ・
アンド・ローゼズが成立する思う人がいる
かもしれませんが、実際は違うと思います。

ガンズ・アンド・ローゼズを構成する要素は、
アクセルの変幻自在なヴォーカルが30%、
スラッシュの唯一無二のギタートーンが30%、
イジーのストーンズ、エアロ風の楽曲が30%、
ダフのパンキッシュな楽曲が10%、
あたりだと思いますね。

アクセルも曲を書きますが、ボヘミアン・
ラプソディーを真似た長尺曲ばかりです。
チャイニーズ~も半分以上がボヘミアン。
ガンズにボヘミアンを求めてる人いますか?


次に、アルバム製作に14年、14億もかけた。
マイナス10点

そんなにつぎ込んだら誰でもこれくらいの作品
はつくれるのではないでしょうか。
ファンやメンバーやレコード会社にどんだけ
迷惑かけとんじゃボケ❗つー話ですわ。


次に、アクセルの傲慢さ。
マイナス10点
アクセルは年上だというだけでリーダー気取り
ですが、リーダー素質ゼロだと思います。
実質リーダーだったイジーが抜け、バンドは
機能せず、作品を残すことができませんでした。

アクセルのワガママとマイペースに嫌気がさし
メンバーは次々とソロ作品を発表しますが、
いづれも素晴らしい作品だと思います。




この楽曲をガンズ・アンド・ローゼズとして
レコーディングし発表していれば、90年代の
うちにあと3~4枚は名盤を残せていたでしょう。

しかし、愚かなアクセル・ローズのせいで、
それは叶わなかったのです。なんという罪。
これはロック史上最大の損失だと思いますね。

愚か者めが❗❗


最後はアクセルへの不満爆発になりましたが、
僕のチャイニーズ・デモクラシーは、
ソロ作品としての評価は89点で名盤です。
アクセルの愚行を加味したガンズ作品として
の評価は59点になります。