結婚式専門司会者 Free Bridal 中野梨沙です。



続く・・・にしたくせに、

更新が遅れてしまって、

ごめんなさい・・・



では早速、前回からの続きです。






新郎お父様から「想い」を聞いた私とプランナーさん。

こうしてしまったことには、私たちにも責任があります。




申し訳ない気持ちと、大切な親心を聞かせていただいて、

胸が熱くなるのと同時に、

どうにかしなきゃ!と考えながら、話を聞いていました。




するとプランナーさん突然・・・


「実はサプライズでお父様に

お話いただく時間を作っていたのです」と。





(なぬ!?そう来たか!?)






でもこれに乗るしかありません。

プランナーさんの表情は確認できませんが、

横から何かを感じます。








そして私も「そうなんです。

不快な思いをさせてしまって、申し訳ございません・・・


でも新郎新婦たっての希望ですので、

どうかお願いいたします。」と

思わず言っていました。




二人でひたすら頭を下げます。

すると、お父様



父:「そうなの?そうゆうことはきちんと

言ってもらわないと」



私:「おっしゃるとおりです。

きちんとお父様にお願いをし、了承をいただいて、

進行を組むべきでした。

大変申し訳ございません」



父:「わかりました、それいつごろなの?」



私:「ご両家代表謝辞として、披露宴の終盤、

○○時ごろです。また少し前にお声掛けいたします」



と伝え、ご納得いただきました。








すぐさま、ご新郎のところに向い、

一連の会話と、

「お父様の話す時間がサプライズであった」と

嘘をついてしまったことを伝えに行きました。





ご新郎もご新婦も

「問題ないです。本当にありがとうございます!」と。




とにかくお父様のところへ行って

一言お話したほうが良いと思いますと

お伝えしました。





ご新郎はお父様に謝っていらっしゃいました。

お父様もきちんと謝罪をし、改めて謝辞をお願いしたご新郎に

「成長したな、これまでなら大げんかになっていた」と

とても感慨深いようなお顔をされていました。





ということで、お父様は途中で帰ることはなく、

謝辞もしてくださり、お開きまでお二人を見守ってくださいました。












やはり、ご両親には、

どんなウェディングかをきちんと伝えておくべきだと

思います。



私自身のウェディングパーティーは、

再婚ということもあり、

・会費制

・友人が中心

・THE結婚式な演出はほとんどない

・1.5次会に近い

・挙式もなし


のウェディングを計画していました。




うちの両親は大丈夫だとは思ったのですが、

主人の実家は高知県。



都会とは違うので、

昔ながらの結婚式をイメージしているかもしれないと思ったのと、

両家の両親を安心させたかったこともあり、




両家顔合わせの際に、

・どんなウェディングで

・どんなゲストが来るかを伝えました。



合わせて、

私たちは二人ともいい大人。そして再婚であることから、

両親に何かお願いすることはない。

だから他のゲストと同じように楽しんで欲しいこと。

留めそでなど、きちんとした服装は

しなくて良いこと。

ゲストにお酒を注いだりもしなくて良いこと。

を伝えました。









結果、私の思い通りにさせてもらいましたし、

何のトラブルもなく、無事に進めることができました。




ゲスト全員大切ですが、

まずは家族。



家族だからこそ、

親だからこそ、

気を使うところかもしれません。




ご両親も不安でいっぱいです。

サプライズの部分ももちろんあって良いのですが、

全体のイメージ、希望はきちんと伝えたほうが良いです。



そしてやはり「感謝」や「想い」を伝える部分は

入れたほうが良いと思います。




結婚式だからこそ言えることがあります。

結婚式だからこそ伝えたほうが良いこともあります。



そしてご両親も実はちょっとだけ「期待」しているかも

しれないことを忘れてはいけないと、

改めて実感した出来事でした。








********************************************




 

「結婚式をもう一回やりたい」

「こんな結婚式は初めて」

 

そう言っていただける結婚式を作る、

結婚式専門司会者、

中野梨沙です。

 

会場の専属ではなく、

フリーならではの視点で、

型にはまらない、お二人らしい

ウェディングのご提案をします。

 

当日だけではなく、結婚式の準備段階から、

お二人に寄り添ってお手伝い。

 

「結婚式やって良かった」と言わせます。

 

ご依頼については、こちらをご覧ください→

 料金やお申込みについて