「兼高かおる世界の旅」
があります。
多分、小学1年生のころにはすでに釘づけだったような。
他にも、
「なるほど!ザ・ワールド」
なども大好きな番組でした。
そのころから海外に興味があったのかもしれません。
そうとう尖がった中学生だったので、担任からは大いに嫌われ、よく蹴られたり、おっさんスリッパのかかとで太ももをあざが出来るくらい叩かれたり、言葉の暴力を受けました。
「おまえなんて、少しくらい勉強が出来ても高校なんか行かしてやらない。俺が内申書を書くんだからな!」
挙句の果てにはこんなことを言われ、中3になった私は自分を見失いかけてました。
そんな時にも、兼高かおるさんの番組や、なるほど!ザ・ワールドはかかさず見ていたと思います。
そして何より、12歳のころにクラフトワークやJAPANといったおしゃれなUKの音楽に触れてしまった私は中学3年間はどっぷりと洋楽にハマっていました。
そのころの私は空想の世界に生きていて嫌な担任との生活記録の交換をしたくなかったので、すべて当時好きだったアーティストのイラストや洋楽の歌詞を書き写して提出してました。
教科書も卒業文集も落書きだらけ。机もノートもいたるところにこんな落書き。
尖がって尖がって生きていたから、色んなところに突き刺さって周りをキズ付けたこともあったのかもな~。
そんな私が母の勧めで、いや半ば強引に「もっと広く世界を知ってきなさい!」と中3の時に高校留学をする決心をします。(アメリカ、ワシントン州へまずは1年)
あの恐ろしく排他的だった担任のおかげで私は海外へ出られることになったのです!
ま、でもちゃんと高校に受かってから、ということになって志望していた高校へ合格してからいよいよ世界へ羽ばたいたのです。
英語が全然できなかったので苦労しまくりました・・・・・。16歳という年齢。若すぎて世間知らずで向こう見ずで・・・・・。自分の小ささ、日本人としてのアイデンティティ、色々気づかされました。
アメリカでの生活は大きく私を変えてくれました。(体のサイズもね!)
その後大学もアメリカで行くことになるのですが、英語を武器に出来るようになってからは、自分が兼高かおるさんにでもなったかのような気分で色んなところを旅しました。
人は生まれてきた時から、人生の終わりへ向かって(死)旅をしています。
生きるということは同時に、どう死んでいくか、を決める旅でもあると思ってるんです。
多くの人と知り合いたい。
美味しいものを食べたい。
私はHopping around the worldしながら、自分の欲求を純粋に満たしながら生きています。
世界は広いし、いくら時間やお金があっても足りないけど人生の旅の中でいろんな迷い道や寄り道しながらたくさんの景色を見ていきたいな。
尖がってた私もすっかりまあるくなってますけど、人と仲良くする方法って
「違ってることをお互いに認め、リスペクトし合う」
ことだと思うから、みんながそんな風に外国の人と関わっていけたら、この世の中はもっと平和でハッピーでファンキーなのになあ。
だから、心からおススメです。
Hopping Around The World!
可能なかぎり色んなところに出かけましょう!
違った自分が見えてくるかもです!!