投資を始めるときに、初心者はインデックスに連動する投資投信がいいって聞きますよね。

 

でもインデックス投資って初心者だけに勧めるものなのでしょうか!?

 

「で、結局インデックス投信って何がいいの?」ということについて書かれた30年以上読み継がれている名著チャールズ・エリスの「敗者のゲーム」(第6版)からその答えを探りたいと思います。この本は1985年に出版されていますが、私が読んだのは2015年版のもので2008年のリーマンショック後の事も織り込んだ新版です。

                  

                 ↓チャールズ・エリスの「敗者のゲーム」

最近は、一歩踏み込んで投資の本を読んでいます^^

なぜこの本を手に取ったかというと、モーニングスター社の朝倉社長のホームページでオススメされていたからです(*^o^*)。(朝倉さんは私の投資の基礎を作ってくれた人なので、他のオススメ本も読みたいと思っています。)

 

チャールズ・エリスってどんな人?

1937年生まれ。イェール大学卒、ハーバード・ビジネス・スクールで最優秀の MBA取得、ニューヨーク大学でPh.D.取得。ロックフェラー基金などを経て、米国公認証券アナリスト協会会長、バンガード取締役などを歴任というとにかくスゴイ経歴の持ち主です。金融の玄人さんですね。

 

「敗者のゲーム」って?

「敗者のゲーム」という題名ですが、英語だと「Winning the Loser's Game」です。「敗者のゲームに勝つ」という意味。エリス曰く、多数の優秀なファンドマネジャーがしのぎを削ってマーケットに参加し、より大きなリターンを上げようとしている状況で、他の優秀なファンドを出し抜いて大きく勝つ(市場平均を上回る)こと自体が難しく、市場平均を上回ろうとしてマーケットに参加しても彼らの総体である市場に勝てないそうですつまり、市場を上回ろうと市場に参加すること自体が敗者のゲームということになります。(このゲームに勝つには相手よりミスをしないことです。ほとんどの人が負けてしまうことになります。)

 

なので、ほとんどのファンドマネージャーが市場に勝てないのであれば、低コストで、市場そのものを映し出すインデックスファンドを長期で運用することこそベストな方法だと書いてありました。

 

インデックスファンドで長期ほったらかし運用は面白味に欠けますが、投資に時間をとられたくない人、市場に振り回されたくない人にはすごくいい方法ですよね。インデックスファンドでほったらかし投資をしている人(適切なポートフォリオを維持するという前提)がWinner(勝者)と言われたら、勇気が湧いてきませんか!?

なぜインデックスファンドがオススメなのか

1相対的に高いリターンが得られる(80%のアクティブファンドに勝っている。)キラキラ

 

2低コストキラキラ銘柄の売買が1割程度のため販売手数料が低い。売買が少ないということは、利益確定の機会も少ないので課税される機会も少なくなるし、売買手数料を払う機会も少なくなります。

 

3致命的なミスを犯しにくい(相場の動向、投資戦略、マネージャー選択からフリー)。大損したら投資の意味がありませんから、これは大切ですビックリマーク

 

4運用目的(例えば、老後のため、学費のための資金)、長期投資方針といった重要課題にのみ専念できる。(いちいちマーケットを見なくていいということです。)

 

投資する時には国際分散投資を心がけて下さい。自国だけに投資する行為は自分の国が他国より優れているといアクティブな判断をしているのと同じとのこと。

 

投資の神様「ウォーレン・バフェット」さんも、個人投資家はインデックス投信をすべきだと言っているそうです。フムフム。

 

アクティブファンドについて

1【大半がインデックスファンドに負けているという事実】

過去10年において80%のアクティブファンドが長期においてインデックスファンドには勝てていない。(計測期間を伸ばせばアクティブファンドの負け率はさらに上がるアップ。)

 

市場に負けたファンドマネジャーの負け幅は勝ったマネジャーの超過収益のほとんど2倍(15年間年率16.5%という高リターンを収めてきたアクティブファンドが、その後の3年間で年平均リターンがマイナス23.7%となり市場平均よりも4%も下回った例がでていました。197億ドルまで増加した資産は、その3年で43億ドルまで落ち込んだとのこと。)

 

2長期において市場平均(つまりインデックス)に勝てる残りの20%のアクティブファンドを見つけるのはほぼ不可能。(長期で勝てるファンドに当たった人はラッキーです。)

 

3高コスト

インデックスファンドは1年間でポートフォリオの1割程度しか売買されないのに対し、アクティブファンドはポートフォリオ全体が入れ替わる(私が思うに日本のアクティブファンドは長期運用をしているものもあると思いますが、中身まで全部調べてるわけではないので銘柄の入れ替え率がどれだけなのかはわかりません)。

 

ポートフォリオ内の銘柄の入れ替え率が高い=手数料がかさむ。しかも自分でマーケットに買いに行った分値上がりし、売りにでた場合は値下がりする。しかも株式を売買するとその都度課税される。その結果、リターンが下がる。

 

この本のまとめ

「長期投資で成功するためにはンデックスファンドを選ぶ。」

「自分の資産と投資について自分で責任を持つ!」

「変動するマーケットに惑わされない。」

「敗者のゲームに参加しない。」

「短期的な利益に惑わされず長期のポートフォリオを堅持する。」

「市場が暴落しても長期の投資方針を変えない。インデックスファンドの長期保持の姿勢を崩さない。」

「国際分散投資を心がける。」

 

個人的な感想

日本の証券アナリストさんは日本のアクティブファンドは成績の良いものもあるのでインデックス投信だけがいいわけではないといいます(ジェイリバイブとかすごいですよね)が、両者において「長期」の意味合いが少し違うなと思いました。チャールズエリスの言う長期は少なくとも10年ではないです。だから、それ以上の期間のことを言っているので、例えば20年間ずっと市場に勝っているアクティブファンドが日本にあるのかということを知りたいですビックリマーク

 

私がアクティブファンドを持つのであれば最高でも10年くらいの期間で持つことを考えると思います。なぜなら、過去10年において80%のアクティブファンドがインデックスファンドに勝てない、期間が延びるとさらにひどい結果になるという事実を聞くと、それ以上の期間持つのは非常に不安だからです。成績においてアクテイブファンドがインデックスファンドを下回れば、インデックスファンドの何倍もする高い手数料がさらにマイナスを増幅させるので二重に痛いと思いました。

 

長期&低コストの投資が大事。

 

それを叶えるのはインデックスファンド!ということで。

 

 

今日はインデックスファンドがどうしておすすめなのかということをチャーズ・エリスの本を元に書いてみました音譜。私はアクティブファンドも持っていますが、基本的にインデックスファンドに投資しています。

「敗者のゲーム」

チャールズ・エリス

インデックスファンドの長期保有が結局一番

資産を増やせる可能性が高いと言っています。

 

 

チャールズ・エリスの本をお勧めしていた

モーニングスターの朝倉さんの本も

基本的にインデックスファンドの積み立てによる

長期運用を勧めています。

こちらは薄い本なのですぐに読めますよ。

 

 

「ものぐさ投資術・

定額積み立て分散投資入門」

朝倉智也著

 

それでは、また(*^▽^*)

 

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