アタクシはつくづく

他人に興味がないんだなと思った。


兼ねてより公言しているが

アタクシは全てのSNSの通知を

切っているしタイムライン?も追わない。


誰が何を思っていても

それがリアルに知り合ってる人でも

どうでもいい。

何とも思わない。


結果だけが結果だからだ。


アタクシは何かをやる時

必ずだいぶ努力する。


その結果が結果になるからだ。


そう。


いつまでも自分本位だ。


それが

誰かと合わせなきゃいけない事でも

いつでも自分本位だったと

先日、気付いた。


2月10日、サポートで加入してた

バンドの卒業ライブをしてきた。


自分的にはそのライブを最後に

今後はバンド活動というバンド活動も

ライブもしないと決めていた。


だからもうstegmayersもやらない。


色々と思う所はある。


全部は語れない。


何故なら10代から今まで

ずーっとやってきたバンド活動や

ライブだ。


色んな経験をしてきたし

自分からそれを抜いたら

kinoはkinoではなくなるとも思った。


それでも終わらせようかと思ったのは

最近のライブをしているバンドや

客を見ていてまだキラキラして音楽して

いる様をみて


自分はこんなキラキラした気持ちで

音楽やれてない。


惰性でやってたのかもしれない。


バンドが最強だと思ってるから

怖くて手放せないだけかもしれない。


とは感じてた。


歳もとったし身体はガタきてるし

仕事で疲れて家族もいて家計を回して

子育てしながら親の面倒をみて時間ない…


音楽は好きだけど

もう人生の真ん中に置いておけない。


それで、もう同じステージには

立たない方が大好きな音楽に対する

礼儀かと思った。


特にライブをするバンドとしては。


全部辞めたら

気持ちが楽になるんじゃないかな?


という気持ちが強くなっていったのは

素直に認める。


で全く興味がなくなったTwitter?に

今後バンドをしないしライブもしない

と宣言した。

卒業だ。


余計なひと言もつけ加えたとは思う。


それ発信でバンドでお世話になってた

ねぶっちさんと言い合いになった。


正直、お互いムカついたので

せっかくだからハラを割って

会ってキチンと話をしてきた。


去年夏からバンドでサポート加入して

卒業ライブにいたるまでの経緯と


オレは曲を最善に表現する為

いっぱい努力したと思ってる

バンドがこうならこうするべき

提案もしたし持ち時間をオーバー

しないように短い曲も作って持って

行ったりした。


オレよりバンドを考えた人いるか?と。


答えはそこではなかった。


ねぶっちさんは

「キノさんを知ろうと思った」

と言ってた。


ウマシカネットラジオや

ブログを読んだりしてくれてたし

「恋のエビピラフ」や

「egoistic mob characters」の

事も知ってくれてた。


アタクシがやった事がない

努力の仕方だった。


周りを知ろうとする努力

仲間を知ろうとする努力


コレはガツーンキタ


今までやった事がないし

興味もなかったけど


それが多分いちばんしなきゃいけない

努力だったと気付いた。


それこそ10代から45歳まで

何故か続いたバンド活動やライブ活動で

仲間やメンバーの事を理解しようと

自分で努力した事はなかった。


曲が全て!

ライブが全て!

結果が全て!


それしか考えてなかった。


そこに至るまでにも色々あった。

音楽は人柄じゃないと

冷酷な現実も経験してきたし

生半可なら生半可な結果で

それを受け入れなきゃいけない事も

しっかり知って生半可に活動してたのは


バンドがなくなる恐怖を知ってるから。


ねぶっちさんも同じだった。


お互いにハラを割って話すのは

もっと早くすべきだったと

バレンタインの夜におっさん2人が

OBで語り合ってて笑った。


必要なのは音楽だけど

音楽を鳴らすのは人間

人間を理解し合わないと

音楽は鳴らないと知った。








あー


これ、なんか経験した気がするわ。



その時は気付かなかったんだな。



ごめんなー、その時のみんな。



と、ねぶっちさんの話を聞いて

思った。


なんで今更…。



と、すごく悔いたけど

それがオレの結果なんだ。


結果だけが結果だから

もう過去に失ったその時の仲間や

その後のライブは戻ってこない。


ホント、アタクシは自分本位で

他人に興味がないんだなと思った。


ただ音楽にだけ誠実でいたかっただけ。





ちなみにウマシカネットラジオで

ねぶっちさんはロマンチストで

kinoはリアリストだと語った。


でもリアリストなkinoが

ロマンチストのねぶっちさんみたいに

なりたいと思っている事も語った。


カリスマ性の話はstegmayersでは

よく話した事だ。

オレ達には無いよね。と。


それがロマンチストにはある。


音楽を鳴らせ!

バンドをちゃんと導く努力をしろ!

とロマンチストに語っても

響かないのは知ってた。


それをやるのはリアリストの仕事だから。


だから最後までバンドで鳴らす

音楽に関しては徹底的にリアルに

接してた。


ロマンチストが自由でいられる様に。


それがオレなりの答えだったから。


きっとオレがあの人みたいな

ロマンチストなら

そういうリアリストな仲間がいたら

助かるだろうと思ったから。


ギターのヒロポンさんは

そんなねぶっちさんを支える

リアリストなギタリストだった。


ルパンと次元みたいな関係。


kinoと銅鑼ちゃんは

それを支えて

遊ばせてあげるのが仕事だと思った。


実際、そこは違いないと思う。

良い経験が出来た。

ありがとうございました。


ウマシカネットラジオで流したかった

くらい深い話しを聞けたと思う。


「キノさんはゼロから物事が作れる人だと思う」

とも言ってくれたのは


キノを知る努力をしてくれたからだと

思った。


敵わないな。


オレはねぶっちさんの事も

ヒロポンさんの事も

銅鑼ちゃんの事も

何にも知らない。


今まで一緒にやってきたみんなの事も

たまにスタジオに一緒に入ってた

テツさんの事も宮沢さんの事も

何も知らないし興味がなかった。


オレは現場でしか周りを知ろうとしない。

リハスタ中やステージでの動きや空気で

その場で合わせる事は出来るけど


その気持ちを知る努力はした事がない。


新しい発見だった。


ありがとうございました。


色んな思いをぶつけ合えて良かった。

そんな人間、大人になると

あんまり出会えない。


最後にこういう人とバンドできて

良かったなと思えた。


心置きなく引退できるなと。


人生ってのは

ホントわからない。


バンド活動を引退するのも

ライブをもうやらないのも

まだウチの娘しか知らない事。


初めてちゃんと全部説明したのが

ねぶっちさんだというのも

ホントに計算外。


なんか察した保岡さんとシャビから

LINEきたけど。


いいんだ。

ホントありがとうね。


もうちょっと楽になりたい。




↑何気に不器用だけど

人間として真面目な2人





ピクピクピンポンパン


カレー屋さん


p.s

ねぶっちさんはスパイスカレー屋さん。


越谷獨協前に来てる時

よっさんとかが食いに行ったらしい。

んめかった!って返事きた。


だろ?

だから教えた。