セルフライナーノーツ | 福岡のギタリスト"宮本輝"officialブログ 「六弦歌」

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福岡在住ギタリスト/作曲家「宮本輝」のブログです。

「君と歌う7月のユートピア」 セルフライナーノーツ


※後日HPにもUPして残しておきます。

 

 

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どうも!! 宮本輝です!!

前作から4年もかかっちゃったけど何とか無事にリリースが出来ました2nd full Album
「君と歌う7月のユートピア」

今回からサブスクも解禁だし、作曲もギターも進化したと思うので沢山の方々に届くと良いな。
(サブスクはもう少しだけお待ちください)

ってな訳でこれから大切な15の楽曲を解説していきますので読みながら聴いてくれたら嬉しいなって思います。

 

 

 

■永遠

冒頭を飾る一曲目はここ1年位のLIVEでは毎回やっている楽曲なのでLIVEに来てくれている方にはお馴染みな曲だと思ってます。

この曲は僕が凄くお世話になったイベンターさんがいたんですが、ある日その方は亡くなってしまって...滅茶苦茶良い人でお世話になりっぱなしで凄く悲しかったんですけどそのイベンターさんのイベントに出演していた楽しかった時期の思い出を思い返しながら「この時間が永遠に続いていけば良いな」って思っていた当時を描きました。

繊細で綺麗なメロディが印象的な楽曲でギター演奏的にも凄く自然に歌わせる事が出来て自分になってるのかな?って思わされる曲...なので弾いてて楽しいです。
因みに2コーラス目は毎回アドリブでやってるので毎回楽しみにしていてくださいね!
その後の派手な弦飛びのタッピングは僕の手癖で4和音のアルペジオプレイ、イントロド頭の派手なアルペジオは同じ形のタッピングとスウィープでやりました。




■青い太陽

「青」って青春時代等を表す事が多いですよね?

 

イメージは僕の高校時代で毎日部活で汗を流していた時、同級生や先輩、後輩と楽しかった日々を爽やかに描いた楽曲です。

今でも殆どの人とたまに連絡を取るしSNSでも繋がってるけど皆でそろって会いたいなぁってこの曲を書きながら思ってました。

 

凄く爽やかな楽曲で隠し味にアコースティックギターを入れています。

ギターのテクニカル度は一見抑え目だけど運指偏差値が高めで(笑)

中々難しい楽曲だと思います。

 

前作で多用した肉声によるシンガロングパートも登場しててライブハウスで皆で歌えるような楽曲になりました。




■カルペ・ディエム

この楽曲は仮タイトルが「ラストデイ」で、「もし君が明日死ぬと決まっていたら今日何をして生きる?」っていう問いかけの楽曲です。

聴いてくれた皆だったらどうします?(笑)

コンセプトは「T-SQUAREさんのハード系な楽曲を自分の色で作る」

少しだけダークな要素も入ってるんですけどカッコ良く仕上がったと思います。

 

ギター的には難易度は高くはない方だけどギターソロで変形ディミニッシュアルぺジオを使ってる事が中々面白いと思います。

ディミニッシュアルペジオの一定の音に対して半音上の音をタッピングする事によってコンビネーションオブディミニッシュスケール的なぶっとんだ響きにしようというアイデアで...って文章だと説明しづらいなぁ(笑)

 

あっ、その後のツインリードパートはLIVEで燃えると思います(笑)

 

 

 

 

■壁越しの花火

冒頭のピアノは宮本節
完成した時「エモっ!」ってなりました(笑)

更にイントロ後半での符点8分ディレイのギターがエモさマシマシな感じで気に入ってます。

 

昨年、「今年は花火を見てないなぁ」って少し寂しい気持ちになったんですけど、そう思った時に元ネタを閃めきそこからストーリーを組み立てて行って...
「とあるボロアパートに住んでいる失恋男子」を主人公にした作品にしました
「花火はあの子との楽しかった時を思い出すから見たくない...だから壁越しに花火の音を聴いてるんだ...」というストーリーでエモさとドラマチックさを重視して楽曲を書いていったんです。

 

こういう日本的な切なさのある夏ソングは僕の一番得意な作曲スタイルなので書いていて楽しかったです。

ギター的にはAメロが凄く難しい...

何回もフレーズを変えようか悩んだ位(笑)

 

 

 

 

■夏空に消えた

ピアノが主役の楽曲

この曲は壁越しの花火と同じような雰囲気で書いた楽曲だけどもっとしっとりした楽曲にしようと思って書きました。

 

この曲で言いたかった事は「友達を大事にしてください」

いつも遊んでいる仲の良い友達...一緒に居て当たり前と思っていた友達が翌日になったら消えてしまうかもよ?というメッセージ

 

僕の大事な友人はこのアルバム発売日のちょうど3年前に幻のように消えて行ったからさ...

皆は絶対に後悔しないで欲しいって思います。

 

 

 

 

■クロノスの秒針

ここから雰囲気が変わって中二病的なタイトル(笑)

 

昨年、サブカルチャー系のイベントに出演する機会があってその時にゲーム音楽をインストでやったんですがその時コピーしたけどやらなかった某有名RPGの楽曲を著作権的に大丈夫なレベルまで改造した楽曲です(もう原型はありません)


聴けばわかるけど、ギターは滅茶苦茶難しい!!

 

時間の神様を題材にした楽曲に落ち着いたんだけど作曲している段階では日本に浸透している「某有名宗教」をテーマにした楽曲でした(笑)

 

イントロの重苦しい感じのストリングスが神々しいなって毎回思います。

 

 

 

 

 

■短歌と廃苦

来ましたよっ(笑)

アルバム恒例の激短、爆走ソング

 

今回は1分(笑)

 

コンセプトはメロコアバンドなんかが良くやりがちな凄く短くて速い楽曲をテクニカルなギターインストでやったらどうなんだろう?です。

 

今回はドラムのサウンドをメタル寄りに作ってみた結果、凶悪かつ毒々しい雰囲気になりました。

 

 

 

 

 

■架空の翼

もし僕にもっと実力があったら...

もっと~な人間だったら...

とか色々自分の無力さを悲観する場面ってありますよね。

 

僕達はそんな架空の翼は持ってないけど「必死に現実に抗って生きているんだ」というイメージ描いた楽曲です。

 

切なげな雰囲気で疾走している感じが良いなって思います。

 

ギターは今作品の難易度トップ3に入ります。

運指が複雑なんでLIVEが怖いよ~(恐)

 

 

 

 

 

■ライスシャワー

ハッピーな3拍子の結婚式ソング

競馬が好きな友人の結婚式用に作曲して演奏したのですが曲名は結婚式で使う言葉だし有名な競走馬ともかけているので中々ハマっていると♪

 

ギターの難しさはやや難しい位のレベルなんだけどエクササイズ的なフレーズが多いので良い練習になります。

ソロ部分の変拍子と転調が入り乱れる部分の緊張感がたまらない!

 

演奏云々よりもこれを書いた当時の自分の病的なアレンジ能力...なんか憑りついてたのかな(笑)


華やかで明るい良い曲だなって思います。

 

 

 

 

 

■僕はただ他人の幸せが憎かった

「リア充氏ね」「リア充爆発しろ」という言葉をシリアスにしたらこのタイトルになりました。
個人的に色々上手く行ってない時期があって、その時に他人の幸せがあったら妬んでしまってた時期があったんです。

 

今じゃ考えられないけど他人の昇進や結婚とか子供の声とか大嫌いな状態(笑)


「なんで俺だけこんな目にあうんだ?」「俺が何かしたのか?」

上手く行ってないだけに自分しか見えてない状態だったんだろうなって...

あんなクソみたいな時期があったからこそ今は成長出来たと思ってます。

 

ギター的には簡単だしアドリブ出来る場所もあるしストレスフリーに弾ける楽曲

 

 

 

 

 

■昨日を忘れた虹

今回のギターが難しい楽曲No.1です。

マジで難しい、イントロから難しい...

ライブでやるのが非常に怖い楽曲ですね(笑)

 

その割にメロディーパートにエモーショナルさがあるのがポイントです。

タイトルは比喩表現で固めて意味がニュアンスで感じる位の遠いタイトルにしてて訳すと「過去を思い出したくない君」っていう意味です。

 

過去の失敗とか葛藤、後悔の蓄積とそれから逃げられない未来を描きました。

 

皆そんな過去と戦ってるから一緒に頑張ろうというメッセージを込めた楽曲です。

 

 

 

 

■陰口の対義語

平和な曲(笑)
アコギとバウンスビートで作曲するとこんなほのぼのしてハッピーな曲が書けます。

 

近年、カフェやバーでのLIVEが増えてきたので会場に会うように作曲しました。

 

この曲はアドリブで演奏する事が多いと思うからLIVEでやる時は毎回楽しんでもらえると思います。

 

他人だったり嫌いな人への愚痴が出ちゃった時にそんな自分が嫌になる事って少しはあると思うんだけど僕的にはそれってしょうがない事だと思うんです...だけど「その分、他人の良い所を見つけて陰で褒めたい」って思うからそういう思いを曲にしてみました。

 

 

 

 

■少年時代(feat.TAKA)
ソロとしては初の歌モノ

別プロジェクトでは結構やってるんだけど今回作詞も手がけました。

ゲストシンガーは福岡でバリバリに活動しているシンガーソングライターのTAKAさんに歌ってもらい心に染みる良い歌が出来たと思います。

 

僕は井上陽水さんと同じ高校の遠い後輩で幼少期から「少年時代」を聴いて育ってきたのでリスペクトを込めて同じタイトルで作曲をしてみました。

 

30代になってからこういうノスタルジックな曲を書く事が好きになってきたので今後増えるかも(前作にもノスタルジアっていう曲があるしね)

 

 

 

 

■スタッフロール

少年時代とリンクしている曲で同じメロディーがあったりします。

 

「人生」を描いた楽曲で、
人はいつか死ぬもの...だから死ぬまでに沢山笑って、沢山泣いて、怒って、
良い事も悪い事も脳みそに入りきれない位の思い出をぶち込んで破裂して死ぬような「深い人生」が送りたいっていう気持ちを歌いました。

 

さっき夏空に消えたっていう楽曲でもふれたけど、亡くなった僕の友人が生きれなかった人生、そして生きてきた人生も凄くイメージしました。

最高のスタッフロールが流れたら良いな!!

 

この曲もギターの難易度は凄く高いのでLIVEまでに練習あるのみです(笑)

 

 

 

 

 

■とんぴんブギー

アルバムの世界観と合わないのでボーナストラック扱いです。

コンセプトは「古くてダサいカビの生えたような曲」

 

言い方酷いな(笑)

 

厳密に言うと80年代だったらカッコいいと思うしその時に活躍していた方がやっていたらカッコいいと思うんだけど80年代に活躍していなかった宮本がやると説得力無いし激ダサになる。


ってか2020年に新曲として出すのはちょっと違うと思うし、時代と合っていないからダサく感じるんだよね。

 

だけど敢えてやってみた(笑)

 

ギタープレイもちょいちょいダサいポイントがある。

ギターソロの後半は延々とトライアドのスウィープしてて凄くダサい!

「僕、速弾きできますよ」感というのかな(笑)

因みにLIVEでは両手タッピングで弾いてるんだけどそうすると更にダサさUP(笑)

 

 

散々ダサいと言いまくってきたけどそれがツボに入るシチュエーションだと凄まじくカッコいい曲になる時があって...

 

それはLIVEで体感してくださいね(笑)

 

 

 

 

...以上、渾身の15曲

 

 

これをリリース出来たのは期待して応援してくれてる皆様、音楽仲間、支えてくれる友達...沢山の方がいるからだと思ってます。


正直何回も心が折れかけたアルバム制作だったし、スケジュールがタイトすぎて発狂しそうになった事も多々(笑)

でもいっつもタイミング良く誰かが支えてくれるんだよね♪

本当にいつもありがとうございます!!

 

...いっつも思うし皆薄々感じてると思うんだけど僕コミュ力全然ないんですよ。
会話に入るの苦手だし知らない人のいる飲み会とかマジで無理な位(笑)

...でもなんでだろ? 運よく良い人に沢山出会えて皆優しくしてくれる。

 

友達も音楽関係者様も、お客様も殆ど好きな人ばっかり。

 

まぁ、勿論悪い人にも少しは出会ったけど(笑)

 

だから僕が音楽を作って皆様の心に何かが届く事によって恩を少しでも返していけたらなって思います。

 

 

「このアルバムが皆様にとって大切なものになりますように」

 

 

 

                          宮本輝