チーム力 | 酒の友は我が友也

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酒好きで女好きとの評判な筆者が、意外と適当じゃないことを綴るブログ。
きっと何か発見がある。たぶん、本を買うより安上がり。
合い言葉は、『愛だろ?愛』

目的(ゴール)を明確にすることが人生の質を決める。
当たり前のように思えるが、出来ていない人が大半じゃないだろうか。
要するに今の時代、“なんとなく”生きている人が多いと思う。

そして、目的を達成する為には、目標が大事になってくる。
言わば、目的がゴールならば、目標はマラソンでいう○○地点だ。

登山に例えてみてもいい。
山頂に辿り着くのが目的だとして、
そこへ辿り着くまでに、どのルートを通ればいいのか?
ルートを間違えれば余計な体力を使う羽目になるばかりか、
最悪の場合は遭難することだってあり得る。

だから、人生においても、目的と目標は明確に持った方がいい。
そしてまず、目標を達成する為には、目標自体を細分化する必要がある。
例えば、今年中に達成しようと考えている目標があったとして、
その目標を達成する為には、どうすればいいか?だ。

但し、一本道のシンプルなルートで行ける目標なら、そこまで考える必要はない。
個人としての目標であり、個人の努力だけでなんとかなるのならば、
とにかくそれに向かって努力すればいいだろう。
※闇雲じゃダメだけども。

ただ、期限が決まっている上に、
自分一人の力だけではどうにもならない場合、
複数のルートを同時に考える器用さが必要になる。
要するに、ひとりだけで頂上に向かうのではなく、
複数の人が同時に頂上へ向かう場合だ。

個ではなく組織と考えれば解りやすいか。
複数(周囲)の人の協力(連携)があってこそ成立する目標。
皆さんも経験があると思う。

それは、時間的な制約だけではなく、
そこには揺るぎないチームワークが必要となる。
“和を以て貴しとなす”ではないが、互いが互いの呼吸を読みあえるような、
そんな感覚を共有できるか否かが目標達成には不可欠ということだ。

「組織の為に自分を捨てろ」と言っているわけではない。
組織は個人の集合体であって、組織の為に個人があるわけではない。
ただ、組織としての目標を達成しようと考えたとき、そこに個人レベルの我が儘は必要ない。
※我が儘ではなく、それが最良の選択と思うなら、それは議論すればいい。

もし、組織にそういう人がいるのなら、
その人は“自分を満足させる”ことが目標になっている可能性が高い。
つまり、組織のモチベーションを下げる要因になりかねない。
そういう人には、個人で仕事をすることを勧めましょう(笑)

ちょっと脱線しかけたが、
目的を達成する為に目標が存在し、
その目的や目標も、個人と組織では、その性質は異なる。
また、力という点においても、個人のレベルではたかがしれていても、
チームになるとその力は増大する。
だから、大きな目的(目標)を達成する為にはチームが必要と言える。

何故なら、チームは足し算ではなくかけ算だから。
その想いや考えをしっかりと共有できたとき、途方もないパワーが得られる。
ひとりは東へ向かい、ひとりは西へ向かうようでは…・。
マイナスとプラスをかけるようなものだ。
これは、チームマネジメントの基礎。

簡単なようで難しいかもしれないが。
まずは、チーム全員が向き合うこと。
それが出来れば、チーム力強化という目標は達成寸前だ。