9月8日は、御茶ノ水で、日独小児靴学研究会の一期二期三期が勢揃いし、足と靴の専門家のドクター3名の講義、小児靴の最先端情報、ビジョンをシェアする「第二回 日独小児靴学研究会 合同研修会」でした。
共同代表として、事務局と半年かけて準備してきたビッグイベントです。
●プログラム1では、共同代表と常任講師からのプレゼンテーション。
共同代表の塩之谷 香先生から、JAGSSの活動の方向性とビッグニュースを公開いただきました。
同じく、伊藤笑子からは、学会発表した演題を身障者雇用の会社用にリモデルした講演「靴で変わる生活快適度とからだの負担」をさらにJAGSS用に編集してお披露目。子供の足と靴にとどまらない観点で、靴の可能性を示しました。
常任講師のベーレルッツマイスターからは、今年の8月より長野県の佐久大学 看護学部看護学科の客員教授に就任され、ドイツ靴医学と整形靴技術が学問として認められた意義と、これからの看護師教育に足部に特化した専門家も育てること大切さと未来について語っていただきました。
そして、今年度からJAGSSの常任講師に就任していただきました島村雅徳先生からは、ヒトの身体と運動についての学びをいかに興味深く、わかりやすく講義し、役立てていただくかの展望をお話いただきました。
●特別招聘講演では、本年度は、宮城県立こども病院 整形外科科長 落合 達宏 先生にお越しいただき、「こどもの足部変形の病態と治療の考え方」をご講演いただきました。様々な臨床例を体系的に整理され、とてもわかりやすく、素晴らしいご講演でした。受講者の満足度も高かったです。
●ランチョン講演では、今半のすき焼き弁当をお配りし、塩之⾕整形外科 院長 塩之⾕ ⾹ 先⽣から「靴医学とエビデンス〝外反⺟趾 A to Z〟」のバージョンアップ版を聴講。ヘルスリテラシーについてを実例を交えながら、重要な観点からお示しいただきました。
●特別講演は、一期、二期では、プライマリー研修の中でご講義いただいている まつだ⼩児科医院 院長 松⽥ 隆 先⽣より「⼩児科医が提唱する⼦どもの健やかな成⻑発達を促す取り組みー⼟踏まずの形成からみた⾜元からの健康づくりー」を今年もご講演いただきました。盛りだくさんの情報と、地域に根ざした他職種連携を見事に実践されているお話は、受講者に新たな気づきを与えてくださりとても有意義でした。伊藤は座長を務めさせていただきました。
●プログラム2では、日独通訳者のベーレ操さんから、ドイツ靴インスティトゥート内の子供靴専門機関であるWMS協会にて、子供靴研修を受講し、日本初の認定を受けられましので、JAGSSでいち早くご報告をしていただけることになりました。日本の小児の足と靴の情報は、JAGSSが最新最先端となるようお願いして実現しました。
●プログラム3は、プライマリー修了者の一期、二期生からの活動報告として、1分間スピーチをしてもらい、JAGSSの学びと会員相互によるコラボが現場でいかに役立っているかなど多種多様なお話が聞けました。
プライマリー受講中の三期メンバーも続いて1分間スピーチを行い、JAGSSに入って研修の感想や展望などを伺いました。今期の受講生には、医師や看護学教育者のご参加もあり、義肢装具士、理学療法士も多く、看護師、助産師、鍼灸師などの医療資格者や、整形靴技術者、靴店、フットケアなどの足靴関連のみならず、トリマーもいらっしゃり、ますます多彩なメンバーです。
最後に....
半年かけて事務局とふたりで、準備してきた「合同
そして、会員の中から自主的にサポート隊が立ち上
心よりの感謝とお礼を申
フラウプラッツ 代表
日独小児靴学研究会 共同代表
マスターシューアドバイザー
小児靴カウンセラー養成指導者
伊藤笑子(MHSc )
フラウプラッツ東京
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ニューコンテンツも順次増やしてまいります。