レッスン奮闘記。

アーククラシック　辻井伸行さんのショパン

今日はサントリーホールで昼に開催された辻井伸行さんのコンサートへ1週間ほど、アークヒルズミュージックウィークが開催され、そのオープニングイベントのコンサートの１つでした。辻井さんを直に聴くのは初めて、とても楽しみにしていました。オールショパンプログラム！！ショパンと言えばこの曲、という作品ばかり。もう素晴らしいのは言うまでもないのですが、ノクターンの最後の繊細な一音、柔らかくて温かくて、、、音が消え入る最後の余韻までもが美しくて、辻井さんの演奏でしか味わえない時間と空間が広がっていました久しぶりのホールでのコンサート、短い時間のプログラムでしたが、とても充実していました。アンコールももちろんショパン。エチュード10-4を聞くとのだめカンタービレを思い出します

レッスン（奮闘中の記録８５）

今月のレッスンは連休中、いつもと違う曜日だったので、お久しぶりの生徒さんにもお会いできましたツェルニー125のパッセージ練習曲　６３番短調だけど結構好きな曲速い動きの中でどうフォルテを表現する？左のバスがちゃんと横の繋がりで歌えてる？そんなことや和声の流れに意識を向けつつ自然な抑揚をつくる練習も。こちらは今日で合格。ちいさなリサイタルより　スカルラッティ　ソナタK.1 ニ短調なんとか後半まで譜読み完了。少ない音や左右で音が重なるところなどは時間を利用した表現を学びました。最初は少し苦手に感じていたこの曲も、ちょっとした和声の動きに意外性や驚きがあって弾いていくうちに好きになり、かっこいいなと思うようになりました。バッハと違うバロックも勉強になります。こちらもなんとか合格細かいフレーズの歌い方、曲の中での力や軽重の配分など、この曲集ではいろんな曲を通して基本を教わっています。カプースチン　Op.４０-１　プレリュード今日はペダルの使い方を中心に。ペダルに頼らず指で繋ぐところ、耳で聞いてどこにペダル必要か、どのくらいの長さ、深さやタイミングにするかなど、感覚とアタマを使って弾いていきます。発表会の日程も決まったので（思ってたより1ヶ月早い）テンポを上げていく練習もこれから本腰をいれなきゃ自分の身体がどこまで速く動かせるのか楽しみ半分恐怖半分ゆっくりテンポで曲を理解し音をつかむ練習でも打鍵を鋭く、この曲のパキッとしたカッコ良さに近づけるようにしたい＊＊＊毎回、練習できていません、が合言葉になってしまっている自分レッスンに来るのだから練習してこいって感じですが練習不足・復習不足の時にパッと手が動かなかったり思考停止になってしまったりするところは、語学に似てるなと思います。特に流れよくリズム感よく弾きたい曲は、弾き直すと流れが切れてしまいます。語学でも流暢に話したい場面で、「あ、語順間違えた」と言い直したり、「あれ、あの単語なんだっけ」と言葉に詰まったりすると言いたいことが表現出来ず相手にきちんと伝わりません。短い表現の意味を考えたり感じたりしながら繰り返し、それが繋がって大きなかたまりになっていくと、表現できた！という充実感になります。ピアノも語学もそこに携わる時間を大切に、短くても次に繋がる時間にしていきたい。何だかんだ仕事でバタバタしたり思うように練習できない日が続いても、やっぱりピアノは楽しいなと改めて感じたレッスンでした。レッスン後はひとりカフェでパスタ＆お茶しながら振り返り。

レッスン（奮闘中の記録８４）

前回レッスンから2週間ほど。月に一度、都合の合う時にお願いしているのでレッスンの間隔はまちまちです。短いと焦るけど、長ければ練習進むのかというと、決してそういう訳ではないのでむしろ練習途中で見てもらう方が軌道修正も早くて良いのだ！とポジティブに捉えて練習不足のままGO！（開き直り）ツェルニー125のパッセージ練習曲62番ゆったりとした曲。左手が同じ音型の繰り返しでそのままなんとなく弾いているだけだと機械的になってしまう。そんな時こそ横に流れていくことをイメージしなければ〜ということをまたまた教えていただきました。ちいさなリサイタルよりスカルラッティ　ソナタニ短調前半だけ。バロックは音価を特によく意識して考えて弾かねばならない。教会音楽や宗教改革にまで話がおよび（脱線させたとも言う。でもこれが勉強になりヒントにもなる）、これからの練習方法や曲のまとめに向けてポイントをいただきました。カプースチン Op.40-1 プレリュードようやく譜読みも最後までたどり着いたところで、これからの練習方法を確認。タッチ、エネルギー配分、離鍵・打鍵スピード、ゆっくり練習から始めてテンポを上げても同じ身体の使い方が変わらないように。弾きにくいところはいつも指でとることばかり考えてしまうけど、身体全体をうまく使えるようになりたい。。。練習する前に、カラダからだ、と自分に呪文唱えて始めてみようと思います。とてもインテンポで弾けるような曲ではないけど、ジャズっぽいリズムやハーモニーの移ろい、いろんな楽しさを掘り出して弾けるようになりたいもう少し、何を弾く時でも時空全体を意識できるような視野を持てるようになりたいなと思います。点から線、線から面、面から空間、そして時間。いろんな繋がりを引き出していきたいな

レッスン（奮闘中の記録８３）

うだるような暑さの毎日。通勤も外出も日傘が欠かせません。そして今日はほぼ2ヶ月ぶりのレッスンツェルニー125のパッセージ練習曲弾きにくい時ほど身体を自由にすることを忘れずに！ということを毎回教わりながらも忘れがちな自分…何だか申し訳ない。定期的に見直さねばちいさなリサイタルより、　ギロック　悲しいワルツ楽譜に書かれた記号の意味、時代による解釈の違い、そしてそれをどんなタッチや歌い方で表現するか、フレーズのまとまりを意識した曲のまとめ方など、今日もたくさん勉強になりました。四期を順に学ぶ曲集、次は、バロック。初めてのスカルラッティ！長いー（4ページ）カプースチン Op.40-1 プレリュード半年経つけど、ようやくようやく譜読みがひと通りできた感じ。今日は今まであまりみてもらってないアドリブパートを中心に。左は和声ごとの響きを意識しつつ、リズム、拍感をより意識して。右と絡むように付点のリズムも休符の拍を感じて弾く。右は音がぼけないように、打点意識！シャープでクリアな音を目指す‼️

東京文化会館　音楽資料室

昔の雑誌のバックナンバーに読みたい記事があり、保管しているところを探してみると、東京文化会館の音楽資料室に行きつきました。10年以上前の雑誌がちゃんと保管されていてありがたい限り探していたのは月刊誌ショパン。今よりサイズが大きくて、掲載されている方々も懐かしいお写真がたくさん…時の流れを感じました。音楽資料室は中学生以上なら無料で利用することができます。実は最初、国会図書館を探そうとしたのですが、該当の雑誌が関西で保管されていて、コピーの取り寄せはお金も手間もかかるので諦めました。充実した資料室があって良かったです。

スタジオでひとり練習

今週末は久しぶりに、土日になんにも予定を入れない週末でした。何にも縛られないいちばん贅沢な過ごし方ですふと思い立ってピアノスタジオへ。もちろんカプースチンの練習今更ながら、暗譜しないと弾けないなーと思いました。でも楽譜にはカプースチンのメッセージが詰まってる。ちゃんと読み取って受けとめて、自分の腑に落とさないとなあ。今は音をとることに必死すぎて自分でもうるさく感じるほど最初は、後半のアドリブパートが訳わからなすぎて譜読みも覚束ない状態でしたが、最近はこのアドリブこそ醍醐味だーと感じられるようになりました。まだ弾けないのですがこれまでゆったりとしたバッハの音楽を中心に暗譜していたので、わりと和声進行意識して覚えようとすることが多かったけど、この曲（Op.40-1のプレリュード）は和声分析しても頭の回転がついていかない身体も無意識で反応するくらい弾いて身体に染み込ませないと流れない、と練習するたびに思います。なんて難しいんだー、と思うけど、弾いてて楽しい曲であることは間違いないのでもっともっと内側からグルーヴ感が湧き出るように弾いていきたいと思います。初めて聴く人にも楽しい気分になってもらえることを目指してます。リズム音痴な自分にとっては挑戦的な目標そして練習後は時間があったので、スタジオ近くでグラスの白ワインを一杯。店員さんがうっかり注ぎすぎてくれて、たっぷり楽しめました

レッスン（奮闘中の記録８２）

月いちのレッスンに行きました。あまり練習出来ていないいつも言ってるけど。自分の進み具合に合わせて、どんなことをポイントにレッスンを受けるか、を考えながら通ってますツェルニー125のパッセージ練習曲６０番スケールのような旋律の合間に半音階が入るフレーズ。半音階に気を取られがちで、一拍ごと指を替える瞬間に音楽が止まりがち。スケールと同じように指を替えるときでもなめらかに繋がるよう、余計な力を抜くことを意識。次の61番は左手が半音階の旋律になるけど、これも同じように意識すること。ちいさなリサイタル　ショパン　ワルツイ短調　遺作フレーズをまとまりとして感じられるように奏でるためのポイントを教わりました。息の長いフレーズを弾くのは自分で思っている以上に苦手かもしれません郷愁や情熱、楽しい思い出が交差するようなこの曲は晩年のショパンの姿が浮かびます。カプースチン　Op.40-1 プレリュード最近は和声の響きを覚えながら練習していたのですが、少し頭で考える練習に偏りがちでした。ある程度音覚えてきたパートは少し流れを意識して弾いてみました。まだまだつっかかるけど肝となる音、中に入り込んでる音、全体の構成や構造を考えて、さらにビートを感じられるような演奏にしていきたいな。今日のレッスンのキーワードは、「抜け感」ファッションでもよく聞くワード音が心地よく響き前に進むような軽さや浮遊力を身につけたいっ

馬車道

横浜は昔から憧れの街。馬車道にはお気に入りのお店もあります。今宵、たまたま通りがかり、夜遅めの時間帯にも関わらずストリートピアノがオープンしてました。ここを通る時はいつもバッハの音楽が頭の中に響いています。何のしがらみもなければ、横浜に住みたいといつも思っています。

レッスン（奮闘中の記録８１）

今日は午前中のレッスンへたまにレッスン時間が前後になる生徒さんと久しぶりにご挨拶。小さいお子さんだけど私のことを覚えててくれて嬉しいツェルニー　125のパッセージ練習曲Nr.58右手和音のポジション移動が難しい曲。鍵盤をただ上から押さえて弾くのではなく、横の繋がりが生まれるように、弧の軌道を意識した手や肘の動きがポイント。どことなくクロイツェルソナタの三楽章を思い出す曲だなあと思ってたら先生も同じ意見でしたちいさなリサイタルよりショパン　ワルツイ短調　遺作旋律を筆運びに例えて教えてもらいました。左手も呼応するように、バスの方向も考えた強弱の付け方を考えたり…フレーズの繰り返しが多い曲はどう表現しようかいつも悩みます。次回はペダルを入れることに。晩年に作られたとされるこの曲、哀愁や郷愁の念を感じます。カプースチンOp.40-1 プレリュード亀というよりもむしろカタツムリ並の歩みで譜読みを進め…後半はまだおぼつかない…それでも最後まで弾くとようやく全体像が見え始めてきた…かも？？悩みある？と聞かれても、まだ悩めるほど弾けてないのが実態ですが譜読み自体は楽しいです。今後の練習ポイントとして、左で和声（コード）をとる練習で曲の流れをつかむことを意識し、さらには暗譜もしながら進めることに。暗譜しないと弾けるようにならない曲でもあります…左右の掛け合いの楽しさ、打楽器っぽさを出せるようになりたいリズム感ほぼゼロ級ですが、見たことのない景色を目指して引き続きがんばります連弾　初秋から秋へ　中田喜直前回よりはもう少し響きやテンポについて突っ込みをもらいながら練習。やはり4手が重なった時は迫力が違うなあと思いながら、微妙にサボりがちな自分の左手をなんとかせねばと焦る来月に仕上げられるようにこちらも頑張らねばレッスン後は美容院、そして復習もかねてピアノスタジオへ。生ピアノは心の栄養補給

バラの季節

連休に長崎のハウステンボスに行ってきました。お天気に恵まれました。雨女返上？この春は、オランダ生まれのミッフィーちゃんをフィーチャーしたイベント期間だったようで、美術展もやっていました。自分が子供の頃はミッフィーではなくうさこちゃんと呼んでいました薔薇のシーズン、100万本のバラ祭りも開催中。まだ五分咲きくらいでしたが。いくつか色や形に惹かれた薔薇を写真に収めてきました。こちらは日本生まれの品種「藤娘」。藤色を帯びたピンクがきれい。こちらも日本生まれの品種、名前は「恋心」。鮮やかで名前も目を惹きますこちらはフランス生まれの「ローズ・ポンパドール」始めはカップ型に咲き、開くにつれてロゼット咲きになるそう。ドイツ生まれの「メルヘンケニギン」綴りとしてはMärchenköniginKönigin（ケーニギン）は女王という意味があります。気品漂う花の形と繊細な色合いが素敵この品種のことを調べていた時に、剣弁高芯咲き、という言葉を初めて知りました。ザックリ言えば、花弁が尖りのある形で中心が高くなるような形状の咲き方。薔薇といえばこの形を思い浮かべる人が多い咲き方ということで、自分もその花姿に惹かれました。こちらはフランス生まれの「ヨハン・シュトラウス」ワルツが聴こえてきそうな優雅な印象メルヘンケニギンよりは丸みを帯びた花弁。一般的なこの品種の特徴として、全体はアイボリー系で中心がよりピンクに色づくそうです。こちらはオランダ生まれの「カフェラテ」少しスモーキーな絶妙な色合い。こういう少し憂いを帯びた感じも好きですこちらはドイツ生まれの「プラム・パーフェクト」これも素敵な色ですね。2011年アデレード国際コンクールで銀賞・ベストフレグランス賞を受賞しているそうこちらはベルギー生まれの「パスカリ」世界のバラ連合会で殿堂入りしている品種だそうパスカリはキリストの復活祭を意味するそうです。純白の美しさ、一輪で咲いていても思わず目が止まります。観るのに夢中で、もっと香りもゆっくり楽しんでくれば良かったなーと後になって思いました現地にはもっともっとたくさんの種類があり、園内はこれから満開に向かってさらに華やかになることでしょう。バラどころか花に全く疎い自分ですが、様々な品種を愛でるうちにすっかり魅せられました

レッスン（奮闘中の記録８０）

月いちのレッスン、タイミングよく桜満開シーズンで、バスで向かう道すがら、桜並木でお花見気分でしたツェルニー　125のパッセージ練習曲５７番前回から持ち越しの曲。細かいところは正直音を外すことが多くてボロボロ。でも、手が硬くならずに弾けることの方が大事、となんとか合格をいただきましたちいさなリサイタルよりモーツァルト　アンダンテ変ホ長調意外と跳躍が多い曲で焦ってしまうことも自然な流れの中で音を奏でるように意識するためのアドバイスをいただきつつ、こちらも今日で修了。次は久しぶりのショパンカプースチンOp.40-1 プレリュード先月は全然練習できず、アドリブパートの譜読みは１小節も進まなかったそれでも前半は少しずつ少しずつ、音を覚えながら…弾けてないけどなんとか曲の半分くらいまで🐢辿り着きました。8分音符は、ゆっくりなら弾けるように思えても、インテンポで弾いた時には間に合わなさそうな箇所がチラホラ。次の音に備えて、手の準備を間に合わせる。16分音符はもっと流れよく歯切れ良いタッチを目指して最初は、ほんとにこの曲弾けるようになるのかな？と思うくらい辿々しく途方に暮れそうな印象だったのが、レッスンを重ねるうちに少しずつでも、弾けるかもしれない、という気持ちになってくる連弾　初秋から秋へ　中田喜直ほとんど手が回ってないけど楽しく連弾。知っているお馴染みの童謡だけど、このアレンジは意外と難しく次回はもう少し弾けるようにしたいリレーするように旋律が各声部に移っていくのも連弾ならではの楽しさがあります。今回はどの曲も全体的に、心構え・指構え、がポイントになりました。こういう音を出したい、とあらかじめ自分でイメージし、その音色を出すために身体が準備できているか。耳も頭も心も、全てが調和して働いている時は小さな音も細かい音の繋がりも、美しいハーモニーを奏でるんだろうなあ。どんな音楽を奏でたいか、自分の中でイメージする音が明確であればあるほど、その音楽に近づけるんだなあとプロの業を思い知るレッスンでもありました。仕事しながらよく練習する時間あるね、と言われることもありますが、ぶっちゃけ平日は練習できない方が普通（褒められた話ではないけど…）15分でも練習できるなら、その中で何をやるか、今自分に必要な練習を明確にするためにレッスンがあり、自分なりに練習を進められるようにアドバイスをもらえるのがレッスンの効用でもあり。少しでも前に進めていると感じられるから楽しくピアノを続けていられるんだな、と改めてレッスンの素晴らしさを感じたのでした。

アメンバー限定記事ボーカルLIVE

暮らしを見直す

丁寧な暮らしがしたい…と最近よく思う。別に雑誌に出てくるような素敵なインテリアとか、すごく質のいい雑貨や食材にこだわるとか、そういうことではなく、自分の暮らしを自分で快適に、心地よく過ごせるように小さなことでも工夫して、アップデートできることが大事だなと思う。若干気になるけど大したことないから、とほったらかしにしてきた暮らしにくさを改善したり、既製品だけで何の工夫も季節感もない空間を、少しずつでも自分らしくしたりしたい。半分壊れた照明を直してペンダントライトにしたいな、とか、使えてるけどそろそろ換気扇替えなきゃとか、ちゃんとしたダイニングテーブルを買いたいとか、結構お金かかることもあるけどずぼらな性分に加えて、この一年ほど、土日も仕事しないと回らなくなってから、そこに意識を向ける余裕が益々なくなってしまっていたけど、たまたま立ち寄ったガーデニング店で素敵なリースや水差しを見ながら、自分の暮らしはもっと楽しくできる、と思った今日でした。

レッスン（奮闘中の記録７９）

前回レッスンから2週間。あまり進んでないけど進んでないなりにレッスンしていただきました。ツェルニー125のパッセージ練習曲57番右手の細かい動きについていけず、指が回らないなあと途方に暮れていましたが移動距離が近いところでの動きと幅があるときの動きの違いを、歩き方や歩く時の足の動きに例えてより弾きやすくなる感覚を左手も含め教えてもらいました。インテンポで弾けるように次回仕上げへ。ちいさなリサイタル１よりモーツァルト　アンダンテ変ホ長調重音が多く弦楽曲を思わせるこの曲。小品ながらとても魅力的重みをかける時の身体の使い方、打鍵と離鍵のスピードや手の軌道を意識したレガートの弾き方を細かく教わりました。レガートに聴こえるとはどういうことかを色々な曲で教わるのですが、解剖学や物理学的視点も加わりより具体的に音の作り方を掘り下げていきます。もっと体得して他の曲にも生かせるようになりたいな。こちらも次回仕上げへ。カプースチン8つの演奏会用エチュードより１．プレリュード相変わらず遅々として譜読みできていないのですが、今後に向けて和音の鳴らし方、力まずに響きを作るための練習方法、ダレない音をつくるテクニックを教わりました。まだまだ譜読みは進まず、とにかく慣れていくしかないけど、カッコいい響きを目指したいいつも何か曲に取り組む時は片手練習をじっくりやることが多かったけど、この曲は両手で響きをとりながらリズムと枠組みを掴んでいくアプローチで進めます。来月までにアドリブパートの譜読み進めよう連弾　チャイコフスキー　花のワルツ今日はセコンドに挑戦（でもペダルはお任せした）プリモの時は旋律追うのに必死だったけど、もっと全体を聴いてメロディとハーモニー、リズムを融合させていくことにより意識が必要だったことに気付かされる1人では出せない音域、音量。ソロと違う楽しさがあります。

反田恭平＆ジャパン・ナショナル・オーケストラ コンサートツアー2024

BMW Japan Presents反田恭平＆ジャパン・ナショナル・オーケストラコンサートツアー2024サントリーホールでのコンサートに行ってきましたラヴェル：クープランの墓（管弦楽版）プーランク：ピアノと18の楽器のための舞踊協奏曲 『オーバード』休憩モーツァルト：オペラ『ドン・ジョヴァンニ』 序曲モーツァルト：ピアノ協奏曲第20番 ニ短調アンコールモーツァルト　フルート四重奏曲第1番ニ長調KV.285よりロンドーグリーグ　トロルハウゲンの婚礼の日（ピアノソロ）大好きなホールですが、今回はあいにく2階が重なる１階席。（抽選だった）どんなに素晴らしいホールでも屋根の下はやっぱり響きにフィルターがかかったように聴こえてしまう。（特にピアノはどうしても…）でもそんな残念ポイントを吹き飛ばすくらい、音楽の素晴らしさが伝わってくる演奏でした。反田さんの弾き振り、二刀流ってすごいわー。特にモーツァルトのピアノコンチェルトは素晴らしく、モーツァルトの音楽の美しさに感動聴きながら昔行ったツィメルマンの講演会で聞いた、音楽のフィジカルな喜びのことを思い出しました。音楽家が真剣に楽器と向かい合う姿から感動が生まれる、という話です。一体となって音楽を作り上げようとする熱が隅々まで広がっていたように感じました。そして、最後のアンコール曲を聴きながら、コンサートだけでなく、自分が音楽を通じて素晴らしい瞬間、時間を過ごせていることに改めて感じ入り、思わず涙が出てしまいました

レッスン（奮闘中の記録７８）

月いちのレッスンのメモ📝2月の回です。ツェルニー125のパッセージ練習曲56番ユニゾンの速いパッセージの練習。指がもつれてもつれて…指運動にならないように、身体を固めず旋回運動もうまく使って。左右のハーモニーもいつも忘れずに❣️55番フレーズを大きく歌って、交差で身構えないこと。バスは押し付けないよう、内声の動きやベクトルと揃うようなイメージにしたらぐっと弾きやすくなりました。ちいさなリサイタル１よりバッハ　メヌエット ト短調和声の変わり目の大事な音は大切に。ソプラノのシンプルな同音連打もバスの動きに呼応して生まれる感情があることに気づく。バッハ先生の音楽の奥深さを教えてもらえる喜び🥹くぅー。バスにチェロの重厚感をイメージすると、短調の憂いがより深まる感じがしました。カプースチン8つの演奏会用エチュードより　1.プレリュード今年のチャレンジ曲😆少しずつ少しずつ譜読み中。今までに経験のない譜面に最初は戸惑いながらも、響きを感じながら、リズムをとりながら。ジャズやコード進行のことはあまりよく知らないので、少しずつヒントになることを集めながら、曲を掘っていきたいと思います。・まずは拍をとれるように。特に左の3拍目が甘くならないようにきちっと入れる。・テヌートは全部をがんばらない。・速く弾く時のために瞬時に打鍵することを意識する。スタッカートでの練習も必要。・和声変わるところの切り替えを工夫したい。少し曇らせる音、目覚めるような音、、、まだ全然弾けないけど、新鮮な響きが詰まっていて楽しい🎵最後は楽しく花のワルツの連弾、次回はセコンドで頑張ります。

レッスン（奮闘中の記録７７）

連休に今年最初のレッスンを受けてきました年末年始、ほとんど鍵盤にへ触れず、あまり練習も進んでいませんでしたがツェルニーやショスタコーヴィッチの小品の続きから。細かいテクニック、一辺倒にならない音楽の作り方・歌い方、商品や短い曲だからこそポイントを絞って学べます。本チャンの曲でその成果をまだ生かしきれていない気がしますが（忘れるのも早くなった）繰り返し積み重ねていくことで、少しでも表現やテクニックの引き出しを増やせるように頑張ろう先生との連弾曲は、チャイコフスキーの花のワルツ。曲自体も華やかな上に４手だとさらにゴージャスまだようやく譜読みできたかな、くらいの状態ですが、早くも次の課題選び（笑）。中田喜直さんの日本の四季から選びました。邦人作曲家は実は初めてかも？響きも新鮮でメロディも綺麗、練習するのが楽しみまずはチャイコをしっかり弾けるように…（練習不足）そしてメイン曲、今年はカプースチンに挑戦することに決めました勢いで決めたけど分かっていたものの譜読みが難しすぎて、まずはカプースチンに関する本を読むところから始めました彼の音楽はジャズの要素が多く含まれるものの、自分はジャズ理論には全く疎いので、関連領域のことも知りながら気長にやってみようと思います。今年は新しい音楽に触れることが楽しみです

２０２４

年明けから、心痛む出来事が続きました。いつも通り過ごせること、当たり前のように日常が送れること、すべてかけがえのない時間だと感じます。４日からは仕事も始まり、ギアチェンジ。ともするとあっという間に一年が流れていくだけだから、小さなことでも新しいトライやチャレンジを積み重ねて少しでも毎日を充実した気持ちで過ごしたい。本をなるべくたくさん読む（毎年言ってるけど）ドイツ語や英語のボキャブラリーを増やす、走れる時はがんばってランニング、などなど…ときどき考え過ぎて初動や動作が遅くなってきた気がするので、たまには8割くらいの状態でもGoサイン出すくらい割り切ることが自分には必要かもしれない。

ゆく年　2023

今年は特別なことは多くなかったながらも、人と集まる機会がさらに増えた一年でした。欠員で仕事が忙しくなり、週末を使わないとこなせなくなったのは大変だったけど、色々な方と様々な場面で会える機会があり、なんだかんだで楽しい時間がたくさんありました。今年デビューしたこと・ストリートピアノ・将棋教室←単発に一回行ってみた将棋、老後の楽しみにできるくらいに覚えたいと思ってるけど、今は完全な観る将。今年再デビューしたこと・教室の発表会・英会話ピアノ教室の発表会は自分自身楽しかっただけでなく、久しぶりに遠方の友達にも会えて、人との繋がりのありがたみを実感しました。英会話、必要に迫られて始めたものの、なかなか言葉が出てこない…来年については未定です。今年の反省点は、飲み過ぎと体重増加ランニング少なかったな…。

ストリートピアノ

今年、初めてストリートピアノを体験しましたひとつは発表会前の練習として、ビルの中にあるアップライト。夜の時間帯でほとんど人もおらず気楽に練習できました。もう一つは、前から気になっていた駅構内のピアノ。駅自体も素敵な雰囲気。大好きなバッハを弾くことができたことは勿論、それ以上に聴いていた方から拍手をいただけて、それがとてもありがたく嬉しいことでした。聴いてくださってありがとう