8/23 愛知県議会産業イノベーション推進特別委員会県内調査
(①株式会社名南製作所にて、国産未利用材の利用拡大に向けた取組を調査。加工が困難で用途が限られていた国産針葉樹を、合板の原材料として利用できる合板製造機械を世界で初めて開発し、国産未利用材の利用率を向上。特に、合板製造の主装置であるロータリーレース(丸太をかつら剥きに切削して合板の材料となる単板を製造する装置)に関する独自の技術開発を行い、国産針葉樹の中でも植林により蓄積の多いスギの特徴である、割れやすい、切削加工がしづらい、小径などの材質上の課題を克服し、2000年に3%であった合板の国内生産における国産材の割合は2016年には80%にまで向上した。
②愛知県立大学村上和人教授を参考人として招致し、AI、IoTをはじめとする最先端技術に係る世界の状況について聴取。AIの歴史を紐解くと、第1次人工知能ブームが1950年代後半~1960年代に起こり、推論や探索が可能になり、特定の問題に対して解を提示できるようになった。1980年代の第2次ブームでは、知識を与えることでAI(人工知能)が実用可能な水準に到達した。2000年代~現在までの第3次ブームでは、ビッグデータと呼ばれる大量のデータを用いることで、AI自身が知識を獲得する機械学習が実用化した。このAIの技術開発や実用化が最も成功した場合に到達できる潜在的な可能性と、実現することが確実に可能と見込まれる領域には隔たりがあることを認識する必要がある。
時代は変転著しく、本県の強みであるモノづくり産業と育成に力を入れるIT産業双方で世界をリードするために、予断を排した支援策を即座に講じていく緊急性を実感しました)


名南製作所


参考人招致(村上 県大教授)

 

8/24 中山町文化展
(柴田事務所近くの中山公民館にて文化祭が開催されました。ご近所のよしみで、私の折り紙も展示いただきました。写真、絵画、裁縫、絵手紙など、一つひとつの作品に作者の思いが込められていました。町内役員の皆さんと政治談議に花が咲き、町内運営のご苦労などをお聞きするにつけ、知立市政による市民との向き合い方を改善する必要性を再認識しました)

 

 

 → 知立よいとこまつり
(今年で20回を数える夏まつり。市役所周辺で路上総踊りののち、知立中学校校庭で打ち上げ花火。売店設営や子どもたちを中心にしたステージ発表に、今年はeスポーツ=エレクトロニック・スポーツ(electronic sports)も実施され、実行委員会の皆さんの工夫によって賑やかなイベントとなりました。有志の皆さんによる手作りイベントであり、市民力の高さを実感します。来年も成功に向けて、開催会場、参加人数などの改善点に着手してまいります)

 

 

8/25 愛知教育大学同窓会三河地区会総会
(愛知の教育を支える愛教大の同窓会に出席しました。正規教員就職者数は9年連続全国1位を達成しており、質の高い教員の輩出に向けた努力を続けています。また現在、愛教大キャンパスマスタープランに基づいて、近年の教育現場で深刻化している、特別支援教育、メンタル対応、危機管理、外国人児童生徒支援、キャリア教育などの現代的課題に対応するために、授業力のみならず、課題解決力や子どもたちへの支援力を持つ教員を着実に育てる必要性から、教育委員会や公立の連携協力校、附属学校などの連携を深め、学校教員の質の向上を目指し、実践力の育成、現職教員の再教育を行い、これからの社会を担う子どもたちの未来を拓くことができる教員の養成と学校教育を支援する人材の養成を目的とする広域拠点型教育大学としての確かな実績を提供しています。
後藤学長からは、人生100年時代構想や第4次産業革命による”Society5.0”などが話題となっている現在、今まで予想していなかった世界に向けて猛烈なスピードで動いていくことととなり、これらの動きは確実に国立大学の在り方や愛教大の将来設計に影響を与えていくことになると危機感を示しておられ、愛教大の今とこれからは、現役教員の意識と意欲と行動に掛かっており、今まで通りの状態に留まらず、常に振り返って学び続け、新たな取組みへと展(ひろ)げていくエネルギーに期待したいと激励のメッセージを送っていました。
時代の大転換点にあって、私も”国づくりは人づくり”の理念に基づき、学校環境および教育内容の改善に力を尽くしてまいります)

 

 

→ 土御前社祭礼
(知立神社西公園に鎮座する土御前社(つちのごぜんしゃ)。ご祭神は吉備武彦尊で、”日本書紀”に伝わる景行天皇朝における日本武尊東征の従者のひとり。神社のある西町では土地の神様=地主神として信仰が篤く、西町の皆さんの奉仕によって例祭が斎行されています。私も毎年参列し、地域の安泰と住民の皆さんの健康をお祈りします。夕刻からは手作りの土俵で子ども相撲が行われ、土俵上で泣き笑いの子ども力士とそれを見守る大人たちとの、血縁を超えた宮元西町の地縁の強さを感じました。習わしやしきたりは、その意味が正しく理解され、住民自らの意思で受け継がれることで、暮らしと心を豊かにするものであると確信しました)

 

 

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