うちの息子は普段インターに通っていますが、
日本式でいえば小学2年生で、
インターが休みの時期や、土曜授業の日だけ、
地元の小学校にも通っています。
一年生の頃から同じような形で
日本の小学校に通っているのですが、
そんな息子を取り巻く友人関係を見ていると、
思う事があります。
それは、
小2男子の友情って、
想像以上に固いものだなー
という事。
一年生の後半頃から、
友人関係が一気に広がり、
小学校に通っている時期は、
毎日のように友達が放課後遊びに
来ていました。
遊ぶメンバーは6－7名いて、
みんな一緒の時もあれば、
その中の何人かと遊んだり、
という感じで、公園に行ったり、
家で遊んだりしていました。
そんな様子を微笑ましく見つつも、
私としては、
今はインターが休みで
毎日小学校で顔を合わせているから、
こうしてよく遊んだいるんだろうなー
休みが終わってインターに戻れば、
息子はこうして遊びに誘われることも
なくなるんだろうなー
と思っていました。
特に今年は、
去年参加した運動会も参加できず
（インター校の行事と重なってしまい、涙）
小学校のお友達と顔を合わせる機会が
さらに減るので、
みんな息子の存在を忘れるんだろうなーと。
がしかし。
そんな私の予想を裏切り、
相変わらず週末になると、
土日の午前か午後かのどこかで
ほぼ一回は確実に、
小学校のお友達、
誰かしらと遊んでいる息子です。
誰かが家にピンポーン！と呼びに来たり、
逆に息子が、お友達の家に
ピンポーン！としに行ったり。
私の感覚からすると、
（人見知りなので）
家は近いとは言え、
普段会っているわけでもないお友達の家に
誘いに行くって、心理的にハードル高くない？
と思ってしまうのですが、
息子もお友達も、
まるで毎日顔を合わせているかのような
ごくごく自然な感じで、
「よ！遊べる？＾＾」
とやってきます。
毎日会っているわけでもないのに、
誘いに来てくれたり、
逆にこっちから遊びに行くと、
誘いに乗ってくれたり。
そんな関係って、なんかすごいなーと。
素直に感心してしまいます。
それからいつかの週は、
こんな事がありました。
土曜日の夕方3人で遊んで、
さらに「日曜日の朝も遊ぼう」という話になり、
「じゃぁ10時半にまたこの公園で！」と
待ち合わせをしたとか。
子供同士の約束なので、
私は特にその件に関与しないでいたら、
うちの息子は家でやっていた何かの作業に
夢中になっていて、
約束の時間を忘れていたよう（汗）。
11時頃（この時点で約束の時間30分経過）、
約束をしていた子の一人S君が
「〇〇いますかー？」と来たので、
ドアを開けて話をしたところ、
息子と約束をしていた事を知り、
私のほうが慌てましたが、
何事もなかったかのように
「お！〇〇！」
と普通に出てきた息子に、
「お前なんで来ないんだよ！」
と怒るでもなく、
ニッコリ笑って、
「あ、〇〇！遊ぼう？＾＾」
と言ったS君。
なんてさっぱりしていて、というか、
純粋で、というか、
可愛いんだろう。
と、心がキュンとしてしまったものです。
ただ、それからしばらく
うちで仲良く遊んで、
お昼ご飯の前になったので、
帰らなきゃいけないS君を
家まで送ると言って出て行った息子は、
20分ほど経ってから
涙目になって帰ってきたのですが、
その理由がこれ。
「Sの家がかなり遠くて（初めて行った）、
迷子になって帰れなくなりそうだったのに、
『どうやって帰ったらいい？』って聞いても、
『ごめん、（お母さんとの約束の時間に）
遅れてるからできない！』
って言って、行っちゃったんだよ。
ひどくない？（涙）」
と（笑）。
もう2年生。
されど、2年生。
道に迷いそうで焦っている息子。
約束の時間に遅れて焦っているお友達。
ピンチの時はお互い
相手の事情に情けをかける余裕なし（笑）。
色んな事がかわいくて、
「心配だったんだねー。
でも、道に迷っても、人に聞けばいいんだよ＾＾」
と言って、息子をギューッと抱きしめました。
その後はまた、そのS君も含めて
仲良く遊んでいます。
こんなさっぱりした楽しい人間関係は、
小学校低学年の男子だからなのか、
また大きくなってみないとわかりませんが、
私自身が小学校で経験してきた人間関係とは
だいぶ違うので（もっとややこしかった、笑）
お友達と遊んで嬉しそうにする息子を見るたび
私も一緒にウキウキしてしまいます。