資産運用を行う

分散投資を理論的に裏付けるには、「相関」という考え方が必要です。 相関とは、2つの資産クラスがどの程度同じように値動きするのかを表す 概念です。概念ですから、そのままではよくわかりません。そこで、私たちは、「相関係数」という指標を用います。相関係数は、1 から-1 までの 値をとります。「1」は全く同じ値動きをすることを意味し、「-1」は全く 逆の値動きをすることを意味します。実際の市場では、「0」より小さい値になっているととても分散投資の効 果があり、「0.5」付近の値でも分散投資の効果がある程度期待できると考 えられます。そういう目で、図1.21 を見ると、日本債券とリート(不動産投資信託)の資産クラスが魅力的に映るでしょう。

図1.21 資産クラスの相関

しんきん3資産ファンド(毎月決算型)とeMAXIS バランス(8資産 均等型)のポートフォリオ(図1.20)に、リートや債券の部分が含まれて いるのは分散投資の効果を期待しているからなのです。