継娘をもつ継母さんの悩み

私のブログでは

ステップファミリーの実母として悩んだこと

主に夫と息子の確執に対しての

葛藤を書いてきました。

もちろん、ステップファミリーの実親で

悩んでいる方は多いのですが

実親以上に悩みを抱えているのが

継親さん、特に継母さんだと思っています。

これまで何人もの継母さんの

お話を聞く機会がありました。

初婚の継母さんもいれば

子連れでシングルファーザーと再婚した

実母であり継母である方もいました。

その数、数十人くらいです。

多くの継母さんが、

継子(男女問わず)のしつけについて

悩んだ経験をお持ちでした。

そして、

しつけのことだけでなく

継子との相性というか

関係性にストレスを溜めている場合

その悩みの対象となる継子は

女の子であることが多かったのです。

逆に言うと、

悩みが少ない継母さんに話を聞くと、

継子が男の子または男兄弟だった

ということが多かったのです。

男の子の場合は

最初戸惑うものの、

あっさりしているというか

友達のような関係を築きやすいのです。

ところが、

女の子の継母になると、

女どうしの関係がそもそも難しい

ということもあるでしょうが、

・女の子なのに躾ができていない

・父親に甘えすぎる（夫が甘やかしすぎる）

・前妻と面会交流がある場合は、

　前妻とのつながりが強い。（前妻の影がチラつく）

のように思えてしまうとのことです。

（子どもがそのように振舞うには理由があります。

　また、子どもに責任はありません。

　しかし、今回はあえて継母さんの視点で書きます）

しかし、上記のような気持ちは

夫や姑、周囲にはなかなか理解されず

継母さんが孤立してしまうことがあります。

ここで重要なのは

夫、つまり子どもたちの父親の役割です。

まずは継母さんのストレスを軽減すること

つまり、再婚した妻を

子どもたちの母親として期待しすぎたり、

あるいは、安心して放置したりせず、

日々、葛藤している妻の

悩み・愚痴をしっかりと聞く

ということをやってほしいと思います。

そして、継子のケアも

当然必要です。

これはまた別の機会に。

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再婚と連れ子の性別について

子連れ再婚をするとき、

あるいは、ステップファミリーになるときに

子ども（継子）の性別のことを意識しましたか？

私は全く考えなかったのですが

子どもの性別は、

再婚相手との相性を考える上で

大切なポイントだろうと今は考えています。

実は、

大学院でステップファミリーを研究したときに

継親子関係の難しさと

子どもの性別は関係あるのか？

ということについて

過去に研究されたデータがあるか

探したことがありました。

残念ながら、日本では

そのような研究データはなかったのですが

アメリカにはいくつかありました。

しかし、

研究者によって意見が分かれており、

継子の性別と継親子関係について

はっきりしたことはわからない

というのが

当時の私のリサーチ結果でした。

ですので、

これから書くことは

私の所感になりますが、、、

私はやはり、

継母と継子（女）

継父と継子（男）

は

継母と継子（男）

継父と継子（女）

に比べて、

関係が難しくなる確率が高い

とみています。

次回、

もう少し具体的に書いていきます。

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面会交流のとき結婚指輪はしていますか？

うちの夫は

前妻さんとのお子さんと

定期的な面会交流をしています。

面会交流当日、

夫を見送るときに、

私は結婚指輪を預かっているのですが

これってうちだけなのかしら？

この習慣は、

再婚したすぐのころ

面会交流に出かける夫に

「結婚指輪外していけば？」

と私から提案したのが始まりです。

理由は、

私との再婚をまだお子さんに話していない

ということだったからです。

途中で結婚指輪をとって

失くされると困ると考えたからです。

最初にそんなことをしたものだから、

その後もその習慣がずっと続いています。

まあ、お子さんたちは

父親が再婚したことを

とっくに知っていると思うので、

別に結婚指輪をしていっても

今は問題ないとは思うのですが、

何となく

私が気をつかっているだけ

かもしれません。

というわけで、

今日は細かいことですが、

ふと思ったことを書いてみました。

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俺はキムタクにはなれない～反抗期息子の育ち

今日は、現在の息子の話です。

先日、

学校で好きな言葉を書く

という授業があったようです。

座右の銘

みたいなものです。

息子が書いたのは

「俺はキムタクにはなれないが

　キムタクも俺にはなれない」

です。

（YouTubeでこのフレーズ？を知ったそうです）

私はある時期まで

いつも先回りして

息子のレールを敷いてしまう母親でした。

また、

息子が夫（継父）に

反抗しだしてからは

とにかく継父の言うことを聞きなさい！

と無理強いをしてしまっていました。

しかし、

臨床心理士の先生のアドバイスや

私自身も子どもの発達や心理について

学んだ経験から、

息子には

「嫌いな人（継父）は

　無理に好きにならなくてもいい。」

「嫌なことを無理してやらなくていい。」

というように

考えが180度変わり、

息子の意志、

息子の個性を尊重することを

心がけるようになりました。

それが良かったのかどうか・・・

最近自由すぎる息子に

手を焼く場面もあり、

別に育児ブログを書きたいくらいです(笑)

でも、

息子が書いたこの名言（？）をみて

ああ、

我が息子らしい。

そのように育てているから

そのように育ってるのよね。

と妙に納得してしまいました。

すでに思春期突入で

反抗期もはじまっておりますが

なんか、肩の力が抜けた出来事でした。

ではでは。

<はじめましての方へ>

私の七転び八起きの子連れ再婚ストーリーは

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『子連れ再婚を決心させた夫の言葉　①』

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再婚と同時に養子縁組はするべきか？ ③

前回の記事では

継親子の養子縁組と養育費

の話をしましたが

今回は、

・養子縁組と子どもの氏（名字）

・養子縁組と相続

について簡単にお伝えしたいと思います。

私の場合は

入籍と養子縁組はセットでした。

その最大の理由は

子どもの名字を夫の名字に

変更したかったからです。

当時は、

再婚後に息子だけ前夫の名前

という選択は考えられなかったので。

このように、

入籍と同時に当たり前のように

養子縁組をされる方も多いと思いますが、

でも、実は、

養子縁組をしなくても、

子どもの名字を、継父の名字に

変える方法はあります。

家庭裁判所で、

子どもの氏の変更手続きをします。

（参考：裁判所「子の氏の変更許可」サイト）

次に、相続の話です。

簡単に言いますと

養子縁組しないと、

継父と継子は法的に親子では

ありませんので、

子どもは

継父の（法定）相続人には

なれません。

（これは継母と継子が養子縁組しない場合も

　同様です）

また、

継父と（普通）養子縁組をしたとしても

実父との親子関係はありますので、

子どもは、継父・実父両方の相続人と

なります。

まあ、入籍のときに

相続のことを気にすることは

少ないかもしれませんが、

再婚生活を続けていくうちに

生命保険のかけ方など

結構、家計と関わってきますので

その違いを知っておくといいと思います。

以上　

再婚と同時に養子縁組はするべきか？

①～③を書いてきました。

法律の問題もありややこしいですが、

子連れ再婚で入籍＝養子縁組

ではない選択肢もある！

ということを

情報としてお伝え出来れば幸いです。

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