※数年前のことを綴っています。
息子は
言いたいことを
言える環境になって
のびのびと明るくなっていった。
学校や学童でも問題行動が減り、
先生からも「落ち着いてきましたね」
の言葉をもらっていた。
それは
親子専門心理カウンセラーの
Y先生から定期的にカウンセリングを受け、
●息子を優先した生活
●夫との関係はおいておく
というアドバイスを実践してきたことが
大きかった。
ところが、
自分についてはどうだったろう。
時々、夜にかけて
とにかく怒りの感情が
収まらない時があった。
理想としていた
ステップファミリー生活を
送れない悔しさ、寂しさ。
そして、
自分ではどうにもこうにも
ならないジレンマ。
息子はかわいいし、
とっても大事だけど
夫を悪者に仕立て上げている
自分が辛かった。
実は、
Y先生にカウンセリングを
お願いしたすぐ後に、
自分自身の悩みに
対処するための
コーチングをお願いしていた。
ライフコーチのKさんだ。
主に、
仕事や自分のキャリアについて
毎月コーチングを受けていたが
この怒りの感情が出てから
Kさんとのセッションのテーマに
息子のこと
夫のこと
母の事
亡夫のこと
など、プライベートなテーマも
入れてもらうようにした。
自分の心を手当てして、
自分をしっかりと保つために。
Kさんは、Y先生同様、
あの魔の暗黒時代に出会っていた。
Kさんとのセッションは
息子優先の日常の中で、
見えなくなっていた
夫との関係、
夫への想いを
客観的に
そして冷静に
見つめ直す時間となった。
Kさんとの出会いも
私、そして私たち家族の人生を
好転させていくのに欠かせないものだった。