※数年前の出来事を綴っています。

 

 

前回の続き。

 

夫が、

私と息子との3人での生活を

「将来のリスク」と表現したが

わたしも同意だった。

 

 

夫と、私の連れ子である息子は

一緒にいること自体が

お互いにストレスになる。

 

それは、両者にとって

精神的にも身体的にも辛いことに

違いないのだ。

 

そして、

妻であり、母である私は

夫と息子の板挟みとなり

ストレスを抱える。

 

ここ数年、

ずっとそんなことの

繰り返し、そう、堂々巡り・・・・

 

 

さらに

息子の夫への反抗は

年齢が上がるにつれ

さらに、敵意がむき出しになってきていた。

 

過去記事参考)

 


これ以上、

この状態を続けることは

誰にとっても良いことではない。

 

夫と息子は

離さなければならない。

 

それは、痛いほどわかっていた。

 

 

だけれども、

 

それでもなお、

 

私は、

 

「そうね、私もリスクと思うわ。

 私たち、別居しましょう」

 

と返すことはできなかった。



夫婦の問題を進めるには

もう少し時間が欲しかった。

 

 

 

私が夫に話したのは↓↓のとおり。

 

【私の主張】

 

●あなたが言うことはごもっともです。

 息子を甘やかし、躾が後退したことは

 反省しています。

 

●あなたの「そのうち別居だ」という言葉に

 深く傷ついています。でも、私が悪いので

 仕方がないと思っています。

 

●あなたの激務を心配しています。

 あなたに余計な心配をかけたくありません。

 

●別れる気持ちはありません。

 幸せな未来を信じて、今できることを

 やっていきます。

 

(当時、臨床心理士Y先生へ提出した記録より)

 

 

その日の話し合いは

お互いの主張を話しただけで終わった。

 


翌日、

夫からLINEで謝罪が入った。

 

少しは私の気持ちを

理解してくれたのだろう。

 

しかし、

ことが動き出すのは

時間の問題だと思った。

 

 

私は居てもたってもいられず、

Y先生にメールをした。

 

“息子のことよりも先に

夫婦のことが動いてしまいそう!!

どうしたらいいでしょう…”

 

というSOSのメールだ。

 

 

 

Y先生からは

直近の日程で予約がとれたとの

返事をいただいた。

 

 

いつもは親子関係についての

カウンセリングが中心だったが、

 

その日は

夫との関係を相談するために

Y先生のところへ向かった。