今日は父の日ですね。
私の父は、私が二十代の頃に
亡くなっています。
父子家庭で育った
プレッシャーというか・・・
色々なシガラミから早く逃れたくて
遠距離恋愛の相手と結婚し
地元を出た直後に急逝。
父の死に目には会えませんでした。
今日は、
そんな父との思い出を少し。
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子どもの頃、
私は超パパッ子でした。
そのせいでもないですが
両親が離婚しても
私は家を出た母についていかず
父親とともに生活をすることを選びました。
時には娘として、
時には父の相棒として、
時には兄弟たちの母親代わりとして
長女としての役割を果したと思います。
しかし、困ったことに
シングルファーザーになった父親は
モテモテでした。
そのため、
私は父親の女性問題に
相当、悩まされることになります。
お相手は
シングルマザーさんから
同年代のシングルさん
孫がいる年配のシングルさんまで
様々なタイプの女性がいました。
女性たちとの
お付き合いの時期が重なっていて、
一歩間違えばワイドショーネタに
なるような事件もありました。
父親は再婚こそしませんでしたが
ずっと入れ替わり立ち代わり恋人がいて
時にはシングルマザーさんがお子さんと
一緒にうちに住んだりと
さながら
ステップファミリーのような生活も
経験しました。
(私が継子のような立場です。)
今、思うと
ほとんどの女性が
娘である私に嫉妬していたように
思います。
時には心無い言葉を投げかけられたり、
暴力を受けたこともありました。
そんな父の恋人たちと
どのように上手く付き合っていくのか
兄弟を守るためにも
私にとって重要な問題でした。
恋人たちの機嫌をとることはもちろん
彼女たちの相談役になったり
父とのバトルの仲裁をしたり・・・
わたしは父のトラブル対応をしながら
青春時代を過ごしました。
精神的に鍛えられました!
このことが
私の結婚観や家族観に
大きく影響していることは確かです。
***
父の日なのに、
父への感謝の意が全く伝わらない内容に
なりましたが、
どんなに女性ともめていても、
父は私たち兄弟を一生懸命に
育ててくれました。
今でもとても感謝しています。
今の私より若くして
逝ってしまったお父さん。
なんの親孝行もできなかったことが
悔やまれます。
(機会があれば、父の恋人シリーズで
またブログを書きたいと思います)