保健師さんへの育児相談の時間は

私が号泣し、これまでの経緯を

話しただけで時間オーバー。

 

私は赤い目をごまかしつつ

職場に戻った。

 

その後も月1ペースで予約をし、

これまでのことを順に話していった。

 

 

10年の不妊を経てやっと妊娠したこと。

夫が胃癌になって、死んじゃったこと。

 

夫が闘病中、

自分や赤ちゃんを優先して

ちゃんと看病してあげられなかったこと。

なんだかまだ死んだ実感がわいていないこと。

 

実母と子どものことでケンカばかりすること。

自分自身のカラダも不調だらけのこと。

そして、子どもの育児を楽しいと思えないこと。

 

などを話した。

 

本当は育児相談ということで

会社の福利厚生の一つとして始まった

サービスだったけど、

 

保健師さんが

「話したいことを話していいんだよ」と

育児とは関係ない私の悩みに

耳を傾けてくれた。

 

何度か相談をした頃、

保健師さんが

心療内科の受診をすすめてくれ、

まずは、保健師さんの

医療グループ?の

心療内科に行くことにした。

 

 

こちらも予約をとり

会社は有休をとって

初めて心療内科というところに

行ってみた。

 

 

事前に保健師さんが、

「先生と相性が合わないとか

何か違うなあと思ったら

違うところに行ってもいいのよ」

とアドバイスしてくれていた。

 

 

最初に訪れた心療内科は

私のカラダの症状を聞いて

お薬を出してくれただけだった。

 

勇気をもって

心療内科にきたけど

ん?? それだけって思った。

 

心療内科の先生にとって

私のような患者は

たいしたことないのかなあとも

思った。

 

 

保健師さんが言っていた

先生との相性ということを考慮すると

なんとなく合わない気がしたので、

別の心療内科を探すことにした。