【日本の野鳥#24-18-12】エゾムシクイ(Sakhalin Leaf Warbler) | 鳥好きFPのつれづれ日記2

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自然ものの写真をご紹介していきます。
野鳥が中心ですが、風景や草花、動物、きのこたちも登場します

記事の前半は「よもやま話」
記事の後半に「自然ものの写真」をご紹介です。

スズメ目ムシクイ科ムシクイ属

学名 Phylloscopus borealoides

和名 エゾムシクイ

英名 Sakhalin Leaf Warbler

 

【分布】

アジア極東地域(ロシア東部の日本海側沿海地域と日本)で繁殖。

東南アジアで越冬。

日本では、主に北海道・本州で繁殖、四国では少数が繁殖。

 

【生態】

急な斜面や崖の多い亜高山帯のブナ林、広葉樹林と針葉樹の混合林に生息。

食性は動物食。昆虫類、クモなどを捕食。

急斜面の岩の隙間・窪み、林床、木の根元・崖などに球状の巣を作り営巣。

囀りは「ヒーツーキー」「ツーキー」を繰り返す。

尾を上下に振る。

 

【サイズ・形態】

全長11.5㎝ 翼開長_㎝。

雌雄同色。

頭~背~尾・翼の体上面は暗緑褐色。

翼帯は2本。

他のムシクイよりも褐色みが強い印象。

体下面は白。

眉斑細長く黄白色。
クチバシは上が褐色、下口場所の基部は肉色、先端は褐色。

脚は肉色。

 

【その他】

 

 

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<ここから鳥の写真>

『エゾムシクイ(Sakhalin Leaf Warbler)』

亜高山帯にはメボソムシクイのほかにも、本種が生息しています。

こちらも特徴的な声で鳴きます。

「ヒーツーキー」と繰り返して鳴くので比較的見つけやすいムシクイです。

特に、春早い、芽吹き前の山にも飛来していて、春雪とともに撮影したこともあります。

 

色味も、他のムシクイよりも褐色みが強いのも特徴です。

 

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本日はお立ち寄りいただきましてありがとうございます。

今日も皆様にとってみずみずしい一日でありますように。