当日は秋葉原の新幹線高架下の会議室にいました
大きく揺れ
低層の新幹線の高架の下という堅固な建物の中ですら
スライド式のラックの扉が右左と動いて
「バシャンバシャン♪」音とを立てていました
立っていられなかったのは言うまでもありません
2回目の揺れの十数分後の余震は万世橋の真上でした
秋葉原のノッポ雑居ビルが
シンクロしているようにゆらゆら揺れて
下を流れる神田川の川面も波打っていました
そんな震災
帰宅難民になり
夜中にニュースを事務所で見た際の
津波や原発の様子、政府の対応
今思い出しても、今まで生きてきた中で
最大の災害で
二度と体験したくない思いに駆られます
その翌日には、東北から離れた信州北部でも大きな余震があり
多くの家屋がつぶれました
そんな震災後
復興に直接手を差し伸べることもしなく
募金は自分のできる範囲ではやや頑張った金額を送金させてもらったりましたが
十分な力添は出来ずにいます
それでも、千葉に住む鳥友に風呂を貸したり
津波被害のあった港町でお金を落とせるように
食事や宿泊に行ったり。土産を購入したり
そんな地土のかかわりはしてきました
千葉の銚子や旭市、飯岡町の海岸線を
通った際にも、その被害の一端を目にしましたが
東北には足を向けていなかったので
その姿を2017年2月に初めて目にすることになりました
ある鳥が、津波の押し寄せた地域の
再造成地が草地になってる場所にいるということで
行ってきた次第です
鳥の撮影とともに
大きな額ではないですが
そんお造成地に再建して頑張っておられるお弁当屋さんで
夕ご飯分も含めて
焼き魚や煮魚を買って帰り
ランチもそこのお弁当にした次第です
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<ここからミンダナオ島の写真>
海辺の造成地が「がれ場の草地」になっていて
そんな環境を好む鳥が群れ出来ていると
今回はそんな環境に渡って来た『ハマヒバリ(Horned Lark)』をご紹介です
この日は、2月でしたが、春めいていて
陽炎がひどくて
写真的にはかなりイマイチでした
ですので、夕刻まで粘れば良かったのですが
撮影してそそくさと帰って来てしまいました・・・
もう7~8年前に金沢で出会った以来でした
皆さんもそんな復興地に足を向けた探鳥もしてみてはいかがでしょうか?
ツメナガホオジロやユキホオジロ、ハマヒバリなどそんな環境を好む鳥がいるかも知れませんよ^^
スズメ目ヒバリ科
学名 Eremophila alpestris
和名 ハマヒバリ
英名 Horned Lark
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本日はお立ち寄りいただきましてありがとうございます。
今日も皆様にとってみずみずしい一日でありますように。


