昨日は、少しセンセーショナルに書いてしまいましたが
今回は、今年度から運用の準備が始まる手順について
私も受講しているのが法人側からのセミナーばかりなので
それを、個人がわに落とし込むという形で書いていきますので
この記事の内容については、必ず、所轄の行政部署に確認して
鵜呑みにしないでくださいね。
実は、セミナーも、2月の時と比べると
だいぶ内容が変わっていたりするんです。
つまり、内閣府からの運用開示のお知らせも、月ごとにやや変更されているのが実情
ですので、みなさんも、ぜひ、この政府の大きな「作戦」であるマイナンバー制度について
上戸彩さんのCMの表面だけでなく、しっかり内閣府のHPを実際に読んでみて
確認してみてください。
おさらいとして、まずは・・・
Q:「マイナンバー」って何?
A:マイナンバーとは、社会保障・税番号制度で、特定の個人を識別するために国民一人一人に
割り当てられる番号(個人番号)のことです。
12ケタの番号が個人に割り当てられます。
ちなみに、法人にも「法人番号」が割り当てられます。こちらは13桁になるんだそうです。
では、大筋の運用について、サラリーマンの方向けに手順を書いてみます。
Q:いつから始まるの?
A:2015年10月から、国民一人一人にマイナンバーが、市区町村から通知され始められます。
2016年1月から、社会保障・税・災害対策の行政手続きでマイナンバーが必要になります。
個人番号カード なるものが配布される予定です。
ですので、これ以降は、
年金・雇用保険・医療保険の手続き
生活保護・児童手当その他の福祉の給付
確定申告などの税の手続き
マイナンバーなしではこれら行政手続きが出来なくなってしまいます。
Q:努めている会社からは、何か通知や知らせは来るの?
A:来ます!!
企業や団体から給与を支給されている限り、社会保障や税の手続きをしてもらっているので
それら団体にあなた個人だけではなく、ご家族(扶養家族)のすべての方の
個人番号を企業に伝えることが必要になります。
Q:規模が小さい会社だったら関係ないの?
A:企業の規模は全く関係がありません。
すべての事業者・法人・団体は支給した給与の個人のマイナンバーを管理する必要があります。
ですので、必ずマイナンバーを伝えなくてはなりません。
Q:今後はどんな事までマイナンバーの利用が検討されているの?
A:アメリカでは、この背番号(ソーシャルセキュリティーナンバー)の活用を広めすぎて、
個人の成りすまし、詐欺が横行しているので、それを教訓にしているため、利用の幅は
徐々に拡大という方針のようです。
ちなみに、今後管理が予定されている分野は
預金口座 戸籍 パスポート 車両関連 健康保険 などが検討されています。
ちなみに、預金口座は 2018年から適応の方針がほぼ決まっているようです。
ここで、注意してほしいのは、このマイナンバーの通知や運用の時期を見計らって
横行するであろう「詐欺」です。
マイナンバーの通知や勤務先などへの開示義務などを利用して
口座番号・パスワードなどを巧みに聞き出す 輩が必ず出て来ます。
ですので、私は、関係法人の労務総務の方々には、そのマイナンバーの管理という
企業の義務の話をすることとともに、従業員の方々への正しい告知と
その家族への正しい理解を深めるテキストなどを作成して行こうと思っています。
(もちろん、詐欺にあわない為の知識も含めて)
そんな制度が始まりますので、皆さんも、その準備や知識を身につけることを面倒がらずに
必ず行ってくださいね。
これが、内閣府のHPのURLです。
ご参考までに!!
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<ここから野鳥の写真>
今回は『ジョウビタキ』
断崖のハヤブサを撮影していたら
ハヤブサの陰に怯えもせずに
遅い渡り組。。。のジョビ子がいました~
ここ数年国内各地で繁殖しているつがいの報告がありますが
きっとこの子は渡り組でしょうね。
ジョビ子は本当にかわいいです。
スズメ目ヒタキ科
学名 Phoenicurus auroreus
和名 ジョウビタキ
英名 Daurian Redstart
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本日はお立ち寄りいただきましてありがとうございます。
今日も皆様にとってみずみずしい一日でありますように。
