ＦＰ資格塾
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━2016.2.3━Vol.5━━
★ 2016年5月22日試験対策 FP技能士2級・3級 最短最速一発合格講座 ★
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・・・ガイダンス・・・
【第５回．実技試験について】
ＦＰ技能士試験の、もうひとつのハードルが実技試験です。
「実技」と聞いて拒否反応を持つ方が多くいますが、何か作業をさせられるわけではありません。
学科試験と同じく問題文を読み、それに解答するだけです。したがって学習内容や学習方法が違うわけではありません。ＦＰの6科目を学科試験対策と同じように学習してください。
ただし検定試験実施団体が「きんざい」か「日本FP協会」かによって、’実技試験の出題内容はまったく違う’ことには注意を要します。
具体的にどのように違うのか、以下で説明します。
○きんざい（金融財政事情研究会）試験
3級は「個人資産相談業務」か「保険顧客資産相談業務」を選択して申込みます。
2級は「個人資産相談業務」「生保顧客資産相談業務」「損保顧客資産相談業務」「中小企業事業主資産相談業務」の中から選択して申し込みます。
「個人資産相談業務」と「生保顧客資産相談業務」は、年に3回受検できますが、「中小企業事業主資産相談業務」は1月と9月の年2回、「損保顧客資産相談業務」は9月の年1回のみ受検可能になります。
すなわち学科試験は全受検者共通の問題ですが、実技試験は’自分の得意分野から選択できる’ということです。
3級実技試験：試験時間60分、問題数5問、うち設問各3問、計15問です。50点満点で、合格基準は6割の30点。（マークシート方式）
2級実技試験：試験時間90分、問題数5問、うち設問各3問、計15問です。50点満点で、合格基準は6割の30点。（記述式）
出題形式：正誤問題または三者択一問題、穴埋め問題、計算問題。
実は’計算問題’が実技試験の特徴であり合否のポイントです。
計算問題に苦手意識を持つ方が非常に多いのですが、ＦＰ技能士試験の特徴として、それほど複雑な計算をさせる問題は出題されず、出題頻度も比較的高いものと低いものがあります。
したがって「出題頻度の高い計算問題を、繰り返しトレーニングすること」、これこそが「実技試験の攻略方法」ということになります。
○日本ＦＰ協会試験
日本ＦＰ協会では3級も2級も「資産設計提案業務」のみです。「きんざい」試験のように選択することはできません。
3級は試験時間は60分、問題数7問、うち設問20問です。50点満点で、合格基準は6割の30点。（マークシート方式）
2級は試験時間は90分、問題数10問、うち設問40問です。配点は公表されません。（記述式）
「きんざい」のほうが問題数が少ないから’楽’と考えがちですが、’FP協会の問題のほうが簡単’という方も多くいますので、どちらが合格しやすいかは一概には言えません。
問題内容はＦＰ協会の技能試験のほうが実際のＦＰ業務に即した資料解読問題が多く出題されています。
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以上のようにＦＰ技能士実技試験の特徴は、
１、共通問題である学科試験と違い、実技試験は試験実施機関によって試験内容が異なる。
２、実技のきんざい試験3級は2種類、2級は4種類の試験内容から各自選択しなければならないが、ＦＰ協会試験は1種類のみ。
３、実技試験は計算問題を克服しなければならない。
得意科目、不得意科目は各人違いますから、ご自身でベストな選択をしてください。
そして学習を効率的に、短時間で行うためには、実技試験といえども学科試験の学習をしっかり行い、計算問題を克服してしてください。
この講座は短期間・短時間合格を目指す皆さんを最大限支援していきます。どうぞ有効に活用してください。
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