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12年5月27日実施対応 FP技能検定 2級学科試験
【予想問題】
【問題56】
●本命予想問題(10年5月問題56 出題)
相続税の財産評価に関する次の記述のうち、最も適切なものはどれか。
1.宅地の価額の評価方式の一つである路線価方式とは、宅地の面する路線ごとに定められた路線価を基礎として評価額を求める方法である。
2.取引相場のない株式の価額の原則的な評価方式は、配当還元方式である。
3.上場株式の価額は、原則として、被相続人の取得価額により評価する。
4.取引相場のあるゴルフ会員権の価額は、課税時期における通常の取引価格の50%に相当する金額により評価する。
【解答】1
1)適切
2)不適切
取引相場のない株式の価額の特例的な評価方式は、配当還元方式である。
3)不適切
上場株式は、その株式が上場されている金融商品取引所が公表する課税時期の最終価格によって評価する。
4)不適切
取引相場のあるゴルフ会員権の価額は、課税時期における通常の取引価格の70%に相当する金額により評価する。
【出題傾向】問題56は相続税の計算の問題、相続財産の評価(特に不動産以外の資産の評価)の問題が中心になる。
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●直近12年1月22日出題
相続税の財産評価に関する次の記述のうち、最も適切なものはどれか。
1.定期預金の価額は、課税時期における預入残高で評価する。
2.個人向け国債の価額は、額面金額で評価する。
3.取引相場のあるゴルフ会員権の価額は、課税時期における通常の取引価額の80%に相当する金額で評価する。
4.金融商品取引所に上場されている証券投資信託の受益証券の価額は、上場株式の評価に準じて評価する。
【解答】4
1)不適切
定期預金の価額は、課税時期における預入残高に源泉所得税等控除後の既経過利子の額を加えた金額で評価する。
2)不適切
個人向け国債は、課税時期において中途換金した場合に取扱機関から支払いを受けることができる価額により評価する。(算式)額面金額+経過利子相当額-中途換金調整額課税時期の価格に既経過利子の額を加えた金額
3)不適切
取引相場のあるゴルフ会員権の価額は、課税時期における通常の取引価額の70%に相当する金額に取引価格に含まれない預託金等を加えて評価する。
4)適切
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