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12年5月27日実施対応 FP技能検定 2級学科試験
【問題27】
●本命予想問題(11年1月問題27 出題)
個人(居住者)が国内の金融機関において行う外貨建て商品の取引に関する次の記述のうち、最も不適切なものはどれか。
1.外貨預金の為替手数料は、一般に、通貨や利用する金融機関、取扱金額等によって異なる。
2.外貨定期預金の満期時の為替レートが預入時の為替レートに比べて円安になれば、当該外貨定期預金に係る円換算の投資利回りは向上する。
3.外貨建てMMFは、投資家が購入時に申込手数料を負担する必要がある。
4.国内の証券会社に預託した外貨建てMMFは、投資者保護基金の補償対象となる。
【解答】
1)適切
2)適切
3)不適切
外貨建てMMFは管理報酬料や為替手数料がかかることはあるが、投資家が購入時に申込手数料というかたちで負担することはない。
4)適切
【傾向と対策】問題27は外貨商品、デリバティブ、ポートフォリオなどから出題される。前回12年1月の検定では株式指標が出題されたが、問題24と問題25の2問が債券の出題(例年債券からは1問)されてずれ込んだため。近年は外貨商品の確率が高いことから予想問題とした。
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●直近12年1月22日出題
下記<A社のデータ>に基づき算出されるA社株式のPER(株価収益率)および配当利回りの組み合わせとして、正しいものはどれか。
<A社のデータ>
株価 2,400円
当期純利益 8,000百万円
年配当金 3,000百万円
自己資本 80,000百万円
発行済株式数 50百万株
1.PER= 1.5倍、配当利回り=3.75%
2.PER= 1.5倍、配当利回り=2.50%
3.PER=15.0倍、配当利回り=2.50%
4.PER=15.0倍、配当利回り=3.75%
【解答】3
PER) 1株あたり当期純利益=8,000百万円÷50百万株=160円
PER=2,400円÷160円=15.0倍
配当利回り) 1株あたり配当金=3,000百万円÷50万株=60円
配当利回り=60円÷2,400円×100=2.5%
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5月27日(日)FP技能検定試験の申し込みが始まっています。申し込み忘れの無いよう、早めに手続きをしてください。