「奨学金」 | Blogは、私の備忘(美貌!? (-_-メ))録  FP&心理士&2児の母&会社役員&…日々に追われる

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ファイナンシャルプランナー&心理士 来田優子の
徒然草です

認定心理士の知識で「心」を
栄養士の知識で「体」を
そしてAFPの知識でお金に対する「技」をもって顧客様が自身の人生を創っていかれるお手伝いをしています。

こんにちは

FP優 ファイナンシャルプランナーの来田優子です

 

先日の新聞に

日本学生支援機構が延滞者に対する回収を強化していることに弁護士が苦言を呈している。

との記事がありました。

「学びたいけど、お金がない人を『借金漬け』にしている」

ということらしいです。

 

私は、30過ぎで2度目の大学に行くとき、

安定した仕事もあっさり辞め、

編入でもいいのに、

奇特にもまた1回生からやったので

さすがに親は学費を出してくれないし、

それどころか、怒りまくったようで、

家から放り出されてしまいました(笑)

 

貯めていた貯金を崩していくと将来に危険性を感じたので

日本学生機構に第1種と第2種枠いっぱい借りさせていただきました。

 

おかげで大きな不安はなく、小さな不安で済みました。

いまだに返済は続きますが、とてもありがたかった。

このシステムがなければ

それこそ先輩方から託された私がやらなければいけない事業が果たせなかった。

 

きっと、死ぬとき後悔していたと思います。

 

先輩方も私にそこまでは期待していたわけではないようですが…ただの愚痴だったのかも(笑)

先輩方の苦しみを聞いてしまった以上

私は、できることをしないといけないビックリマークと思ったのです。

 

奨学金のありがたさを感じて

せっせと返している私には

このシステムが責められていることがとても悲しいです。

 

ファイナンシャルプランナーの立場では「奨学金は安易に借りてはいけない」

奨学金は「借金」。ライフプランの敵です!といういわなければならない流れなのです

 

が、

「安易」にです。「安易に」なんです。

 

要するに、第2種のみしか借りれない方は借りない方がいいのです。

返済できる給与のある仕事に就ける可能性が低いということでもあるのです。

 

むしろ、大学に行くこと自体をもう一度問い直したほうがいいのではないでしょうか。

さらに、きつい言い方をすれば、study(勉強と訳されてますが大学になると研究になるのです)が

身についてなく、成績が悪いのになぜ大学に行くのですか?ということです。

 

大学は就職斡旋場ではないのです。

 

職場に大学の派閥は確かにありました(さらに高校についても。なんでしょう…共通の母校愛による安堵感でしょうか…)

OBOGが上司に頼まれて母校の先生にお願いします。

ゼミの教授が紹介する子は、成績や人柄のいい恥ずかしくない子です。

ごく少数なのです。運もあります。

 

同窓に「教職になれば返還しなくていいから教員になる」とのたまっていた奴がいたが、

間違っている!借りたものは、気持ちよく返すべきだろう。

教員になりたくもないのに、奨学金を返したくないから教員ってむっ

そんなやつに子供たちを教えていただきたくないパンチ!

今は、「教育又は研究の職に係る返還免除(廃止)」になったので

本来あるべき姿に戻ったと思い公平さに安堵である。

 

ファイナンシャルプランナーでありながら、

立ち位置が「未来ある学生を借金漬けにする」学生機構よりで申し訳ないが

 

学生機構の言い分が悪くとられて

盗人猛々しく「貸す方が悪い、取り立てるな!」というモラルハザードが恐ろしいガーン

踏み倒しが多いから強化してるのだろうに。

 

延滞してる人は、ブラックリストにのらない様に

返還は待ってもらえるのだから申し出ましょうビックリマーク

 

日本学生機構も「奨学金」という紛らわしい名前を変えましょう。

「学生支援貸与金」でいかがでしょう。そのままです。

 

今、流行りの「両成敗」ってとこで ( ̄▽+ ̄*)

 

そして、国も踏み倒しが増えないように

返還している人には、返還分の税額控除をしていただきたい。

 

返還している人の self-esteem (自己肯定感)の為にも

所得控除ではなく税額控除をお願いしたいものだ得意げ

 

ポジティブスパイラルの入り口が、今の日本には必要ですね。