『新年度から始める家計の見直し』 | 「パーソナルファイナンス」を学びませか

『新年度から始める家計の見直し』

 ○家計を取り巻く経済環境


 年末にもらう源泉徴収票を数年分比べてみてください!


 手取り収入がジワジワ低下している方は少なくないと思います。年収が同じで、
 その他状況に変化ない場合でも、厚生年金保険料は毎年アップしていますので
 その分確実に手取り額は減っています。


 将来的には配偶者控除の廃止も検討されていますので、夫が正社員、妻がパート
 の例で話すと、パート収入を103万円以下にする必要もなくなります。


 でも、103万円を超えて働こうと思っても、本人の希望通りにはいかないでしょう。


 このように、収入面は厳しい状況が待っています。


 一方、支出面はどうでしょうか。


 人生の3大支出のうち「教育資金」はデフレの時代でもインフレ状態です。


 教育費の負担増で多くの家庭では、年間収支が赤字になっているようです。


 ○家計の見直しは急務


 生活防衛のために家計の見直しをしてみませんか。


 まずは、家計の現状把握をするために家計簿をつけましょう。


 家計簿は収入と支出を記録するものです。


 記録する用紙は何でも構いません。


 どの費目にいくら使っているかを把握することが重要です。


 そうすれば、来月の予算が立てられます。


 つまり、家計簿は、費目の支出傾向の把握と無駄の発見に役立ちます。


 予算は1か月ごとに立てるご家庭が多いですが、1週間の予算を立てると

管理し易いと思います。、