人生はバランスが大切である。

といったような表現は、

どこかで聞いたことありますよね。

織田も子供の頃から何度もあるような

気がします。忘れたくらい笑

 

けど、いつもながら、

このフワリとした言葉は、

個人的には大好きな部類なのだけど、

ことFPという職業で扱うには、

ややこしい表現になる

と思う時があります。

 

 

 

人生のバランスって、なに?

 

 

 

と戸惑ってしまう場合もあるからです。

そして、今の言葉でいえば

 

 

 

ワークライフバランス

 

 

 

という言葉もまた、

世間に知れ渡った(内閣府)

有名なワードでありながらも、

明確な定義が難しい、

柔らかい言葉だったりします。

 

というのも

この響きを聞いて、

ざっと理解する範囲が、

ひとそれぞれの感覚で決まり、

捉え方が変容してしまう部分も、

あるからです。

 

そこで、

これまで2000人以上の、

様々なケーススタディの検証を行いつつ、

公開しているスタンフォード大学の

「ライフデザイン」講座

(人生をデザインする授業)

 

ここに登場するワークライフバランスの

考え方を参考にしてみます。

 

 

 

 

http://designingyour.life

スタンフォード大学から生まれたラボ

Designing Your Life

 

 

 

ここの研究によると、

ワークライフバランス

をはかる際に、

4つのゲージで、

指標を打ち出しています。

それが、

 

 

1)健康(0-100%)

2)仕事(0-100%)

3)遊び(0-100%)

4)愛(0-100%)

 

 

です。

評価は感覚で構わない

としています。

自分が感じる、これらが、

どの位置にあるのか?

プロットしてください

というものです。

 

ワークライフバランスにおいては

人からみた相対評価ではなく、

自ら感じる物差しが重要であり、

ここはアドラーさんとも、

少し重なる部分かもしれません。

「人は人、自分は自分」という、

課題の分離が大切な自己評価です。

 

 

織田的に注目したいのは、

ここに「愛」という指標が、

入っているポイントです。

 

通常なら「お金」というものが、

順位的に想像しやすい。

ところがワークライフバランスに、

「愛」の度数こそが欠かせない、

重要な指標として入っています。

面白いですね~。

 

そして、

これは偶然なんかではなく、

おそらく真理なのだろうと、

思われるもう一つ事例があります。

 

世界一の投資の神様と言われる

ウォーレンバフェットさんが、

学生に向けて講演した際に、

語った一説に

「人生の成功者」

というものがあります。

そこではこう定義している。

 

 

 

君たちがわたしの年齢(80代)

になったとき、

愛してもらいたいと思う人に

愛されていれば、

君は成功者だ

https://www.businessinsider.jp/post-164277

(BUSINESS INSIDER 2018.5.25より)

 

 

という言葉です。

う~ん、奥が深い~

 

どうやら「愛」というものを、

度数として測る(自己評価も含めて)

時代に入ったのかもしれません笑

 

もちろんこれらが、

全てではありませんが、

今後「働き方改革」が進めば、

日本でもこれまで以上に、

選択が多様化する

ライフデザインが、

想定されます。

 

そんな選択の多様化に

迷子になりそうになった時、

こうした知識を、

少し心得ておくと、

自分を整理する際に

なにかと役立ちそうです。

ぜひ、ご参考ください。

 

 

 

おしまい

 

 

 

masanori oda