ジュニアNISAを開設することで、非課税枠を増やすことができますよ | 知識ゼロでも貯められる!らくらく資産運用講座

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こんばんは、松尾です。

ジュニアNISAについて、こんな質問がありました。

『ジュニアNISA』について質問お願い致します。

2023年に廃止になるとのことですが、今から開設するメリットはありますか?
ご教授ください。

開設理由
・お祝い金等の頂いたお金を管理する口座として開設予定
・子供が20歳になるまで引き出す予定無し
・元本より増えていれば嬉しいです


税金の優遇制度を使えば、有利にお金を貯めることができますよ。

ジュニアNISAは、あと3年で新たな口座開設はできなくなります。

しかし、制度改正で使いやすくなり、メリットも大きくなりました。

動画でも解説しているので、こちらをご覧ください。



それから、子供さんが18歳になるまで、使う予定がないのであれば、利用する価値は大きいです。

ジュニアNISAの概要

・子どもの将来に向けた資産運用のための制度
・配当金や運用益が非課税となる
・投資信託など少額から利用ができる
・非課税期間は5年間
・年間80万円まで購入可能
・非課税期間が過ぎた後も、そのまま18歳まで非課税で利用することが可能


令和2年の制度改正での変更点

・2023年で新たに非課税での購入は終了
・払い出し制限が撤廃(以前は18歳まで払い出しができなかった)

また成年年齢が、20歳から18歳になったので、非課税期間も18歳までとなりました。

これまでは非課税メリットがあった代わりに、払い出し制限がありました。

途中でお金が必要な時に、ジュニアNISAで預けたお金が使えないのはデメリットとなっていました。

しかし、今度の税制改正で非課税のメリットはそのままに、払い出し制限がなくなったので、メリットが大きくなりました。

それから2023年度で、廃止になります。これから始める方は、80万円が3年間、最高240万円まで利用ができます。

ただ、注意点もあります。

非課税のメリットがあるとは言え、株式や投資信託で運用しますので元本が変動します。

それから子供さんが18歳の時に、株式相場の暴落などがあった場合には、元本割れする可能性もあるということです。

ですから、少なくとも10年以上の運用期間があることをお勧めしています。

やはり短期だと、暴落した時に18歳を迎えると元本割れしてしまう可能性があります。

ですから、できれば8歳以下の小さい子供さんの方が良いです。

それであれば10年の期間を作ることができます。

ジュニアNISAは金融機関で専用の口座を作る必要があります。

ですから、一般の銀行だと子供さんのジュニアNISA専用の通帳を作らなければいけない場合があります。

また、金融機関によっては親の証券口座を作らなければ、開設できない場合もありますので、注意が必要です。

私もSBI証券の口座があるので、子供2人いるのですが、それぞれ開設しています。

それから、今年はもう残り4カ月しかありません。2021年の非課税枠の80万を使って投資をする場合、早急に口座開設をする必要があります。

最初にをお伝えしたように、ジュニアNISAを使うメリットは、かなり大きいです。

子供さんの数×240万円まで非課税の枠を使うことができます。

8歳以下の子供さんが、いらっしゃるところは、使う使わない別にして、非課税枠を作っておきましょう。



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