先日某ITメーカーのマーケティングの方とミーティングを行った。
私のいる会社と販売面での協業をするため、
メーカーさんがマーケティングのお手伝いをしてくれるとのことで、内容を伺った。
営業活動のサポートの一つに、テレフォンアポイントというものがある。
プロのアポインターが私たちの会社の営業に代わり電話をし、
アポイントを取得したり、お客様の課題を聞いたりするそうだ。
外資ではあたりまえのようだが、最近日本企業も、こうしたアポイント業務を、
アウトソーシングする傾向にあるようだ。
一般的に、新規開拓をするには、①代表電話からアポイントをとる。
②自社のリストでアポイントをとる。
②の場合は、展示会等で出展し、名刺(リード)を獲得して、後日営業電話をするというもの。
どちらにしても、このような手法に慣れてきたこともあり、
名刺をもらうのも難しくなっているし、電話してもなかなか会って貰えないのがみなさんの悩みでしょう。
これを外部に委託するものである。
実は、私個人の実績だと、②で獲得したリードの40%に訪問し、5、6%を案件化した。
継続してお客様に訪問しているものも含めると10%くらいになるか。
これをメーカーに伝えたところ、まずこの数字は達成できないということだった。
短期(1か月)勝負で、結果を求められるから、、、というのもあるが、
日本国内はどのビジネスも縮小傾向にあり、どの業界も企業が淘汰されていくと思っている。
それなので、短期的な数字は当然必要であるが、
「お客様のタイミングに合わせ情報提供し」
「お客様が悩んでいる時に」
「お客様の悩みを解決する」
ということをしっかりと行って、中長期的にお付き合いできるように、
しっかりと抱え込んで行く必要があると考えている。
当然ビジネスではあるが、”本気”でお客様のことを考えないと、”見破られて”しまう。
電話では、女性であることの優位性はあるが、
女性だろうがなんだろうが、空気を読まずに、自分のことを話始める人間に、
関心を持ってくれる人などいない。