鹿島のFC会報誌「FREAKS」を読んで~コーナー「吉岡宗重FDが語る」パート4! | FC kazumaxのFIELD OF Soccer ブログ!

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昨シーズンを振り返ってみたいと思います。

 

8月から鹿島の指揮を執り始めた岩政監督ですが、その新生チームにおいて分水嶺となった第26節の湘南戦。

同じ支配率でも、ゲーム支配率というのが大きな意味を持っているようです。

コーナー「吉岡宗重フットボールダイレクターが語る」

~ゲーム支配率を高めるフットボール~

 

岩政監督が就任して迎えた初戦の第25節福岡戦で、チームは2-0で勝利。

続く第26節の湘南戦は1-1の引き分け。

試合後、岩政監督が

「これまでのやり方に固執していて申し訳なかった」

と選手たちに語ったように、この試合が分水嶺になった。

 

「岩政監督は当初、これまでのやり方から大きく方向転換するのではなく、ソフトランディングしていくような考え方を持っていましたが、湘南戦で思うような戦い方ができなかった事で、彼自身も考え選手たちがより機能的に戦う事ができるフットボールを前面に押し出していく方向に踏み切りました。

それを聞き、クラブとしても方向性に相違は無かったので、自分がやりたいフットボールをやって欲しいと伝えました。」

 

アウェイで戦った第27節の川崎戦は、PKとFKにより14分間で2失点したが、52分に1点を返したように、特に後半は川崎を相手にゲームを支配した。

吉岡FDは

「強いアントラーズを築いていけるという光が見えた試合」

と話す。

そのポイントは"ボール支配率"ではなく、"ゲーム支配率"にある。

吉岡FDが続ける。

「勘違いして欲しくないのは、ボールを握る事もゲームを支配する手段の1つですが、相手にボールを持たれていたとしても、自分たちが主導権を握った守備ができていれば、それはゲームを支配している事になります。

そしてあくまで目的はゴールを奪う事にあります。」

 

一方で第28節の浦和戦は2点のリードを生かせず、69分にはFKから同点に追いつかれてしまったように、吉岡FDはセットプレーの守備を課題に挙げる。

「ミーティングで岩政監督も伝えていましたが、川崎戦も含め危険な位置でファールを与えない事と、そうした状況で『ここは絶対にやらせない』という声かけを、誰かではなくチーム全体で共有していく必要があると感じています。」

その間、チームには坪井健太郎コーチ、鈴木隆二コーチ、咲花正弥フィジカルアドバイザーが加わった。

フットサル日本代表監督という経歴を持つ鈴木コーチは、岩政監督自身も面識が無かったため話題になったが、吉岡FDは「岩政監督らしい」と語ったうえで、こう話した。

「クラブにはミッションとバリューの2つの指標があります。

ミッションは『すべては勝利のために』ですが、3つあるバリューの1つが『Go Bold=大胆にやろう』。

大胆な人選に見えるかもしれませんが、クラブとしてもリサーチしたところ、岩政監督が推薦するだけのバックボーンを持っている3名でした。

新しい練習や考えに触れ、選手たちが生き生きしているように感じます。」

 

1-0で勝利した天皇杯準々決勝神戸戦では、早くもその効果が見られたという。

「準決勝の相手が甲府に決まり、ホームで戦える幸運もプラスに働くと感じています。

岩政監督の下で取り組んでいるフットボールが、より成熟している状況で準決勝、決勝に向かっていけるので、クラブとしてもタイトルを獲る事でその成長を加速させたいと思っています。」

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岩政監督になり、たしかにチームに変化が見られました。

明らかに選手たちが活き活きと動くようになりましたし、こちらから見ても楽しそうにプレーしているように感じました。

でも、途中から結果が付いてこなくなり、サポータのフラストレーションも溜まってきました。

守備面の脆さもありましたし攻撃面でなかなか機能しない試合が多く、何より1番は天皇杯準決勝の甲府戦でしたね。

あのショックは今でも鮮明に焼き付いています。

この時は、天皇杯制覇に照準を絞りましたが、それすらも叶わず。

 

今シーズンを迎え、復帰や補強という形でチームの強化を図っています。

優勝は厳しいと思いながらも、どこかで「もしかしたら・・・」という期待すら出ています。

昨シーズンの反省を活かし、今シーズンに向かって欲しいと思います。

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