朗読エンタテインメント「キキコトバ」
近藤史恵さんの『タルト・タタンの夢~割り切れないチョコレート』を
人気声優さんによる朗読劇で見た。
出演は
菅沼久義・銀河万丈・緑川光・浅野真澄・桑島法子・草尾毅
それぞれの配役が決まっていて
多少 衣装を身に着けて
振りはなしの朗読。
近藤史恵さんには自転車レースミステリーの「サクリファイス」で
すでに出会っていて
好きな著書の一人だ。
なるほど このお話も
意味深な人物が登場。
その人の行動は
終盤になるまで ミステリーといった話の展開だった。
ストーリーは 意味深な人の「思い」が
とってもあたたかくて 面白かった。
ただ、朗読という舞台を初めて見たのだが
う~ん
やはり声優さん。
どうも 演じてる感が強くて
これでいいのかな?
という疑問は残った。
客層も
朗読劇を見に来ている人よりも
圧倒的に 声優さんのファンばかり。
この本の中に出てくるショコラが
実際に出てきたのだが
それは 鎌倉のあるお店の好意で
1日だけ再現してくれたらしい。
それを声優さんたちは
ステージ上 お客さんの前で
ワインと共に食べる。
へ~ ほ~ こういう舞台構成なんだネ・・・
でもって
6粒は それぞれの声優さんが
お客さんに食べさせてあげると言う設定だ。
あ~この人・・って認識している声優さんはいなかったのだが
銀河万丈さんだけは
低音の魅力で とってもかっこよくて
最初 へ~食べさせてもらえるんだ・・・とちょっとハスに構えていたのだが
「銀河さんに食べさせてもらいたい人~」とコールされたら
思わず 「ハイ ハイ ハーーーイ!」と
手をあげてしまった。
もちろん 選んではもらえなかったのだが・・・・。