ちびともこもこ
もこもこを散歩に連れて行くようになったから、4日目。
最初の日は、外界が怖くてほんの数mしか歩かなかったが
今は慣れて、ツツーッと歩けるようになった。
かわいいのが、たえずちびのま隣を ぴったりと寄り添うように
くっついて歩いている事だ。
うっかり離れちゃうと、今度は私の顔をチラリと見て 「ああいるいる」と確認しているようだ。
本当に人間の子どもと同じ部分がある。
そんな もこもこの気の強さは相変わらずで
我々人間でも ちびに近づくのは恐れをなしてしまう ちびが持ち込んだ絶対離さない物にまで食いついて
彼が うなろうが 多少噛み付こうが お構いなしに自分もうなりながら取ろうとする。
最近では、ソファーの上にまで助走をつけてピョイっと飛び乗れるようになったので
とうとうちびの休まる場所は、全く無くなってしまった。
唯一あるとすれば、食卓の椅子だ。
狭いために
もこもこがあとから乗ってきても 振り落とす事ができるようだ。
それにもかかわらず、もこもこがゲージの中に入れられて 悲しそうな声で
「出して~」と言うと
ちびは、必ず私のところへやってきて
「出してあげて」と促すのだ。
心優しい(?)ちびなのであった。
そんなわけで もこもこがゲージ外にいる際の
最近のもっぱらの彼のねぐらは、食卓の椅子の上と化した。
実は、これが最悪な事件を毎回引き起こすのだ。
食卓の上に用意した食事、弁当やお菓子など 彼はたえず狙っていて
あっという間に かっさらっていく。
モコモコが来てからというもの 彼女の世話だけならまだしも
人間の食べ物にも注意を払わなくてはいけないなんて 全く 飛んだ事になったものだ![]()
ちなみに 昨日は、卵焼き、今日はかぼちゃの煮物を狙われた。
明日は一体何を取るきなんだろう![]()
