結婚式の司会本番^^ | ぼのぼの日記 くろーばー己書道場

結婚式の司会本番^^

渋谷の会場へ 1時間30分前には式場に着くよう、朝10時過ぎには家を出た。

電車に乗って、今日の予定表を確認した。

え???

ちょっと待って。

開始の時間は15:00???午後3時ってこと?

てーことは 間違えた~

4時間も前に到着しちゃう~

なんで間違えたんだろう?

最初からこれじゃあ思いやられる・・・・

家に戻るのも時間のロスなので

昼食をとりながら、リハーサルでもする事にした。


JAZZの名前につられて 飛び込みで入った渋谷のJAZZ喫茶。

薦められたスープランチが手作りボルシチシチューで

お肉も野菜もたっぷりのおいしいランチだった。

お店の名前は「MARY JANE」

渋谷駅南口を出て246号線の歩道橋を渡り

メガネドラッグとリンガーハットの通りを入って50mほど行ったところにある。

2度といけないかもしれないので、お店のマッチをもらった。

そこで司会の練習をして、2時間後に会場へ向かった。


会場で新郎新婦に挨拶を済ませ 準備をしていると、

お客様がいよいよ到着し始め 担当の人から

「飲み物のアナウンスしてよ」とか、写真を撮るようにアナウンスしてよと言われたのだが

まだ3人ぐらいしかはいってきていないのにマイクで言うのもなんだか変な感じで

個人的にお声をかけた方がいいような気もした。

そして 先輩司会者からは、始まる15分前にこれを言えばいいからと

教えていただいていた中には、参考になる文面が無く

最初から どうしよう どうしよう・・・と多少パニックになってしまった。

経験が無いために

言葉を選ぶのにも時間がかかり "情け無い・・しょぼん”思いで始まった。

そしていよいよ新郎新婦の登場となったが

緊張していないつもりがやっぱり・・・・していたのだろう

あれだけ練習していたのに噛んでしまった・・・。

あ~あ

しかーしそんなことで落ち込んで入られない。

式は進んでいくのだ。

最初の歓談のとき 隣に腰掛けていた男性の塊に「新郎のお友だちですか?」と声をかけ、

彼らと言葉を交わした。

その時に言われたのは 「司会者さん そんなに緊張しなくて大丈夫だよ」だった。

キャ~ 見抜かれてる・・・もうホントにやだ。

逃げ出したいほどだった。

乾杯の時は、「グラスを持って皆様ご起立願います」の言葉を飛ばし

ケーキ入刀、つづいてBINGOに進んだ。

そこでの商品の説明などは、牛肉と言う部分を"牛 1頭”と言ったりして笑いを取ったが

敗者復活戦をやると言った台詞のところでは「ワ~」っとわくと思ったら

皆 「知ってたよ~」って雰囲気だったので がっくっときてしまった。

それなら 「敗者復活戦があるってところでは 盛り上がる予定だったんですけどね~」って言えば良かったな。

しかし 気の利いた台詞は一切出てこなかった。 

そしてなんとかBINGOは終了。

続いての歓談の時は、インタビューして回らなければならなかった。

70人ものお客様でほとんど立食だ。

皆さんの声も大きいし、インタビューするのも至難の業。

アドリブは、放送で慣れているのでこちらはなんとかこなした。

そしていよいよ新郎からの挨拶、誓いのキスとなった。

私は、台本にかじりついていたので

お客様の顔など見る余裕が無かった。

そう、誓いのキスの場面だった。

またもや台本に無い お客様から”ブーイング”が起こっていたのだった。

”誓いのキスが、全く 誓っていない。”と。

そして 再度やり直しとなった。

フ~ ショック!大変 大変。

そんなこんなで お開きとなったのであった。

受付をしてくれたいた 新婦のご友人達には 帰りがけに「 声 きれいですよね~。やっぱりプロですね~」と

思い切りのお世辞を言っていただいた音譜

そのあと、新郎新婦そして担当の係りの方々に丁寧に てーいねいに挨拶をしてから帰宅した。

実は、失敗は、まだまだあったのだ。

立食形式だったが、椅子が人数分あると思って 「ご着席ください」の声を 何度となくかけたが

実は、数が少なくて、「ねえ、椅子の数がそんなにないから着席するように言わないで」と言われたのだった。

まあ今回の失敗は 次に活かせばいっか!! 

(次があると思っているから おめでたいはてなマーク


何はともあれ 今回の よっビックリマーク ご両人!! 末長~くお幸せに。

それだけを願っておりまする