高校野球
結局、全国高校
選手権は、早実4-3駒大苫小牧 早実の優勝で幕が下りた。
この試合が始まる前に 絶対見逃せないということで
テレビの前に 冷たい飲み物、
そして扇風機を
体全体まんべんなくあたるようにし、準備万端で望んだ。
これで大丈夫。感動のシーンは、見逃さないぞと言う気持ちで、両チーム応援した。
いや 応援していたはずだった。・・・・・・いやいや応援するつもりだった。
3回戦ぐらいまでは記憶があるのだが
その先は、両チームのホームランに対する大歓声でハット目覚め
いけないいけないとなんとか起きて
次の瞬間また眠りに入る
・・・この繰り返しだった。
そしていよいよのテレビからの大歓声に
眼を凝らしてみると、誰やらがバッターボックスに立っていて
ちょうど打つところだった。
クワっ!!投手 対 投手の戦いじゃない・・・
しかも最終回。
やってしまった。
両チームを応援するつもりだったのに
あっという間の最終回。その代わりと言っちゃあ何だけど
閉会式はしっかり見たのであった。
ホントに寝るつもりは無かったのよ!
そんなわけで、何を語ると言うことも出来ないのだが、
斎藤投手の「仲間を信じ、そして応援してくれた皆さんに感謝します」の一言に
さすが、チームプレイの中心にいた斎藤君の言うことだと
感銘を受けた。
この、誰一人かけていても成り立たないチームプレイの醍醐味が、野球に詰まっているような気がした。
表舞台で活躍するのは、確かに一握りだ。
その影で、ベンチに入れなくて応援で支えてくれた仲間、野球をやっている子どもの事を後ろから支え、栄養のことを考えて毎日ごはんを作ってくれたご両親、暖かい声をかけてくれた友人そしてコーチがいるからこそ、
試合で活躍できる選手がいるのだと思う。
息子が小学校で少年野球チームに所属していた時、
親からの監督に対する陰口が多かったこと!
しかし、文句を言う人ほど、
自分の子さえよければと言った感じだし
手伝いは出来ればしたくないと言う態度だった。
そんな気持ちで参加していて、はたまた子どもの態度はどうだ!
自分のことを棚にあげて・・・とは思うが
やっぱり周囲の人に感謝する気持ちを持った人が
周囲の人も、支えてくれる人なのではないかな?
だから息子に言っておいた。
「今度から、野球の練習の時は、青いハンカチを持つように」と。
え?
ああそれは関係ありませんね。