ANIMAX オーディション
今日は、オーディションの日だ。
うちから、撮影会場まで、2時間30分はかかる。
テレビに映るので、ぶあつい化粧して、
乗り込んだ。
30分前に到着。すでに80人ほどの人が集まっている。
受付では、番号札とお土産を受け取る。
ANIMAXのTシャツとうちわ、そしてシールだ。
オーディションに集まったのは、総勢130人ほど。
私の順番は、90番だった。
1時審査は、自己アピール。
89人のひとが、得意の歌を歌ったり、合気道を披露したり
はたまた名前を言っただけでOKだったりと
次々に5人の審査員があげた合否の札で、
そのまま残る人、すぐ帰る人に振り分けられていく。
さて、私の番になった。
緊張していないつもりだった。
名前を元気よく言い、「お!!これはいけるぞ!」と
審査委員の表情を見てそう感じた。そして
その後だ。
自分をアピール・・・・・待ち時間1時間もあったんだから
いろいろ考えたんだから、充分にアピールできるはずだった。
そのはずだったのだが
私のテンションは、先生の顔を見て次第に凍り付いていった。
画して、私は、即不合格となったのであった。
あ~・・もう思い出しただけでも・・・・・・・最悪。
最初に振り落とされたのは、約60人ほど。
敗者の声のインタビューを頼まれていたが
落っこちた面々は、さっさと帰宅。
残ったのはたった6人。
記念だからと、なさけな~い敗者の声としてインタビュー受けたが
これが、はたまたカットされているかイナかは
放送当日見てみないことには分からない。
次があったら、絶対うまくやるんだけど・・・・・![]()
いっしょに受けた青年も、もう何度も挑戦して落ちているという。
12月にネットに公開の番組にようやく受かったとか。
芸名:小松田ひでさん。
それでも、自分が設けた声優としてやっていく期限は、すでに1年過ぎてしまった彼。
声優の供給はかなり膨らんでいて、需要は乏しいのだ。
タレントさんが映画やアニメに起用されるケースが増えているこの中
声優として食べていくのは、ほんの一握りだ。
とにかく声優の道は、険しいのだ~。
私は家で、ANIMAXからいただいた記念のTシャツ着て、
「経験することに意義がある」と、家族のものには威張ったものの
あ~~情けない~