シロクマです。
1日中立ち仕事をしたら足が疲れますよね。
1日中デスクワークしたら目が疲れますよね?
でも、長時間音楽を聴いていたから耳が疲れた・・・
なんて人は少ないのではないでしょうか?
確かに、耳に疲労感を感じる人って少ないと思います。
でも、ごく普通の生活をしていても、
耳は毎日疲労して、聴力が低下しているんです。
では、耳が疲れるってどういうことなのでしょう?
それは、耳の中にある有毛細胞という毛が疲れるということ。
約150万本も生えている有毛細胞は、
空気の振動(音)をキャッチしています。
そして、有毛細胞に疲労がたまると聴力が低下していまします。
掃除機をかける音や、洗濯機の音など、
日常にある生活音でも有毛細胞は疲労してしまうんです。
ある実験で、主婦の耳の感度を朝と夕に測定したところ、
ごく普通の生活を送っていたにもかかわらず、
夜には5分の1まで感度が低下したそうです。
(これは聴力ではなく、あくまで感度です)
耳の疲労を回復させるためにも、
寝るときは音楽やラジオを消したほうがいいとのこと。
耳は8時間休ませると、有毛細胞の疲れはとれるといわれています。
また、耳を酷使しなくても、
年をとって長年消耗してきた有毛細胞は傷んでしまうことがあります。
この、疲れじゃなく、傷んでしまった有毛細胞は元に戻らないといいます。
特に高い音を感じる有毛細胞のほうがよく使われるため、
年をとると高い音から聞こえが悪くなってきます。
耳が遠くなるのは、耳が疲れた(有毛細胞が損傷した)からなんですね。
耳の疲れ以外に、ストレスも有毛細胞の機能を低下させるようです。
ストレスが原因の場合は、
高い音ではなく、低い音の聞こえが悪くなるともいわれます。
私はテレビの音が大きくなってきましたね・・・(^^;
有毛細胞が疲れてしまったんでしょうか(><)
耳が遠くなっても、自覚症状はあまりないことが多いようです。
テレビの音量が大きくなったとか、話し声が大きくなったとか、
こういうことに気がついたら要注意ですよね。
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