お酒と記憶・・・ | 健康医療の現場から ~身近な健康・ダイエット~

健康医療の現場から ~身近な健康・ダイエット~

小さな診療所勤務の医療従事者が

健康・ダイエットなど、医療を中心に

その日の出来事や感じたことを綴ります。

 
 
 
シロクマです。
 
 
 
 
私は酒飲みなんで、
 
 
「昨日、飲みすぎちゃったな・・・、
 
 そういえば、どうやって家に帰ってきたんだっけ?」
 
 
なんてことは珍しくありません(^^;
 
 
どうしてこうなるのでしょうか??
 
 
 
 
 
 
 
まず、第一段階。
 
 
普段まじめなのに、酔っ払うと大声でわめき散らし、
 
 
誰かれ構わず絡みだしたりする人がいますね。
 
 
これはアルコールによって、
 
 
理性を司る、脳の「前頭葉」が麻痺した状態です。
 
 
この状態の血中アルコール濃度は0.05%くらい。
 
 
 
 
 
さらに酒が進み、
 
 
血中アルコール濃度が0.1%を越えだすと、
 
 
まっすぐ立っていられないなど、
 
 
運動能力を司る、脳の「小脳」に支障をきたすようになります。
 
 
 
 
 
そして、血中アルコール濃度が0.2%になる頃、
 
 
ついに記憶に弊害が現れ始めます。
 
 
脳の「海馬」の機能が低下するのが原因と思われます。
 
 
 
 
 
 
 
「じゃあ、自分の家も忘れちゃうんじゃないのかな??」
 
 
と思うかもしれませんね。
 
 
もっともなご意見です。
 
 
でも、「海馬」は、短期的に新しい情報を記録しておく場所で、
 
 
自宅や会社など、何度も体験して重要度の高い記憶(長期記憶)は、
 
 
「海馬」とは別の場所に記録されているから大丈夫なんです。
 
 
 
 
そのため、どこの店で飲んで、
 
 
どんなルートで帰ったかという新しい記憶は残らないですが、
 
 
家の住所や最寄り駅といった古い記憶は思い出せるんです。
 
 
 
 
 
 
 
酔うことに関しては個人差が激しいですが、
 
 
血中アルコール濃度が0.3%を越えてくると、
 
 
命に関わる危険性もあるので、
 
 
自分の限界量を知って、気持ちよく飲みたいですね。
 
 
 
 
 
 
 
先日、オートキャンプに行きました^^
 

健康医療の現場から ~身近な健康・ダイエット~-お酒と記憶・・・
 


自然いっぱいで最高に癒されてきました^^
 
 
ただ、後輩が酔っ払ってしまって、人様にご迷惑を叫び
 
 
次の日、彼は記憶をなくしていました(笑)
 
 
「海馬」に機能障害がでてしまったんですね。
 
 
でもね、かわいい後輩だと、厳しく怒れないんですよね(^^;
  
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
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