1800年代に建てられた古民家の馬屋部分を改築した小さなカフェが会場ということで、Googleマップで相当な回り道させられて辿り着きたところは真っ暗。
微かに見えてきた細道路に蝋燭の炎が揺らめているというベルギー風演出。
ウキウキしながら進んでいくと、ベルギー特有の古民家が現れる。
参加者は30名程度。場所もこぢんまりとした元馬屋だった場所にあるカフェ。
天井はアーチ型になっていて、これぞ古民家の天井。
ただ食事を出してくれるのかと思ったら私の席には何もない・・・。え??
そして連れて行かれたのが、キッチン。
何これ?と思っていたら、いきなりおじちゃんがきて、これから自分が食べるピザ作るからと綿棒を渡される。
でピザのタネを綿棒で伸ばして、右側に並べてる野菜などを上に載せて、最後にチーズをたっぷりと振りかける。なるほど、これならベジタリアンでも大丈夫だな。
そして昔ながらのパンを焼く小さい小屋に連れて行かさせれた。
昔の農家は各家に自家製のパン焼き用の小屋を作っていたそうだ。
気温は2度だったので、かまどの火が暖かくて、焼き上がるまでぼさーっと火を眺める。
出来上がったものをみんなでわいわいとおしゃべりしながら頂く。
パーティーが終わって、パン焼き小屋に行ってみたら、星空が広がっていた。
いつも横浜で仕事帰りに眺めていたオリオン座が、ベルギーの田舎でも小屋の上で瞬いていた。
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