MAGENEのクランク型パワーメーターが新モデルに移行します。T47タイプのフレームにも対応できるスパイダー設計に移行したそうです。伴い、バッテリーコントロールや精度などもこれまでのP505より向上したとのこと。

 

 

パワーメーターに興味はあるけれども、シリアスな競技向けトレーニングを目指してるわけでもないしな~と躊躇っている方も多いと思います。まずは自分の走りを可視化する一要素として導入してみても面白いと思います。

 

実際に導入してみて、数値に触れ始めると 「えぇ、、、ネットの世界ではみんなすごい数値を出しているのに、、、おれはこれっぽちしか数字が出ない。才能がないのかもしれない。かなしみ。。。」 というご相談をいただくときがあります。

 

会ったことも見たこともないし、体重も測定データの信憑性もわからない画面のむこうの人の数値をアテにしてがっかりする必要はないです。 あと、たしかに野生のポガ◯ャルみたいな数値を叩き出す人は世に溢れていますが、、、瞬間的数値の切り取りではなく、全方向的に正しい数字で ”いやこいつマジで次世代覇者やんけ” みたいなライダーに実際にエンカウントする確率は稀です。 1秒、3秒、10秒で全然違う数字の世界です。僕は3秒以上の数字は常に秘匿して生きていきたいと思っています。

 

 

 

選手のガチ数字はコンビニの業務用電子レンジみたいな人ばかりです。が、ブリトーの切り口開けないで放り込むとチーズとハムが吹き飛ぶような人ばかりが荒川に溢れているはずはありません。とはいえ、いるんですけどね。弁当黒焦げやんけwwwって僕もちょいちょいお客様と談笑で言います。 

 

ガチな人は体重や心拍などなど多数の数字を示したうえでパワー数値を出している人です。そういう人は他へのマウンティングではなく、自己研鑽のためにしているので参考や憧れにしたいですね。

 

しかし、そんな人でも、およそ95%の人が富士ヒル10日くらい前とか から、嘘をつき始めます。年間330日くらい正直な人も、残りのレース前の日々は三味線奏者と化すものです。セリフも地獄のミサワみたいになります。パワーメーターを持つとそういう楽しみ方?も出来るということです。(三味線をひくという意味がわからない人はググらず辞書をひこう)

 

”すごいつぉいひと”への憧れや尊敬、学びは大切にして、”いまのじぶん”を可視化しつつ積み重ねたり、無理をしないこつを見つけたり、イベント前後に三味線弾いて仲間とキャッキャしてみたりするのが 結局のところ一番楽しめます。パワメを怖がったり、がっかりする方向に見たりしないでもらいたいし、持ってなくても使ってなくてもいいんです。

 

なので、まぁ、なんか そんな感じで選んでもらえたらいいなと思ってます。(雑な締めw)

 

在庫のP505はこのあと整理してちょっとだけ安くします。 P515は順次在庫入れ替えていきますが早めに欲しい人はお声がけください。

 

 

あ、あとMAGENEに限らずですが、クランクの取り付けトルクの不足による変形や破損が起こり得ます。シマノの左クランクのトラブルでも、 「ちゃんと5ニュートンかけました!」 みたいなDIYお持ち込みあるんですが、シマノの左クランクの締め付けトルクは全然ちゃいます。

 

MAGENEも正しい取り付けが必要ですし、お使いのバイクにおける正しいチェーンラインや伴う変速調整などが必要です。作業工賃がかかりますが、ご依頼頂ければお手伝いできます。ご相談ください。