BMC SLR01 のJAPANスペシャルエディション っていっても見にくいことで評判のホームページ(国内外ともに、、、)にはV1/V2/V3/V4/V5/V6 まで出ているんですが、それとはまた異なる感じの設定が登場でございますw V1とかV2とかといえばコルナゴがV5出しましたね(^^)
Vとは バージョンだったり、バルブだったり、飛行速度だったりしますが、報復兵器としての呼称は僕は好きではないのでそっちはなしで。フタバさん的にはバージョンなのかもしれませんし、 VISIONのホイールが搭載された限定特別仕様車だよってことかもしれません。
メインコンポ: Shimano Dura Ace Di2 R9270
コックピットシステム: BMCオリジナルICS Carbon, One-Piece Full Carbon Cockpit
ホイール : Vision SC30 Disc
バーテープ : Lizard Skinds DSP 2.5 V2 ブラック系カラー
タイヤ : Panaracer AGILEST 700-25c クリンチャー
フレームカラー: ステルス(オールブラック)
フレームサイズ:47、51、54、56、58
特別価格 ¥1,375,000-(消費税込)
という内容で、大幅なプライスダウンです。SLR01は登坂ステージではまだまだ出番もあるバイクです。(最近のレースの大半は山に行くまでの平坦が鬼速いので、Rを使ってそのまま登り切りますが)
今ではバリバリに当たり前になっているロードバイクの”常識”の多くがBMCのエンジニアリングによって 非常識 ⇒ 常識 のプロセスを経てきました。シートポストまでを含めた専用設計と後輪のトラクションおよび振動のコントロールですら、15年前には 不要とか過剰 とすら言われていたのです。当時のプロダクトマネージャーは「地球上で開発していけば必ず近似する成果にたどり着くと思うけどね」って普通に言ってました。エアロにしてもバーティカルコンプライアンスにしても、生半な開発はしてきてはいないからという自信の表れを僕は感じました。
ピュアクライマーには登坂の足を最後まで削り取らないでくれる相棒になるでしょうし、ホイール高の変更でバランスよく正確を変化させてくれるSLR01は高バランスレーシングフレームのアイコンにまで登り詰めたと感じます。
ここまで俊敏な反応を誇るロードフレームは今後出てこない気もします。なぜなら、より太いタイヤクリアランスやエアロダイナミクスの両立においては、フレーム設計は大きな転換を要求されるからです。
今回発表されたモデルはオールブラックの非常にシンプルなカラーリングですが、マットとグロスの陰影がある立体感のあるブラックです。ぜひお声がけください
*画像はカラーリングイメージです