BMCレーシングといえば、バッラン、ハスホフト、エヴァンス、ジルベールといったアルカンシェル軍団を擁する最強チーム。しかも今年も春からかなりチーム力が整っているようです。ツール・ド・フランスに向けて、個々の選手能力だけでなく、チームとしての総合力を高めるのがBMC流。

 様々なレースで「あれ?なんでここでBMCが動いてんの?」って場面があるときは、それはツールにむけてのシュミレーションだったりすることが多いようです。エヴァンスが優勝した年も春先からBMCレーシングは結構そういう動きをしていて、春先のクラシックでは「なんで優勝戦線に選手も残ってない、スプリンターもいないのにBMCレーシングがメイン集団ガチに引きまくってくんだぉ!?」とカンチェさんを怒らせていましたが、やはり実戦でチームを高めるということに積極的なようです。

 BMCレーシングはスポンサーへのアピールのためにちょこちょこ目立つという必要性がないというか、大きな目標に向けてプログラムを積み重ねていくことができる強みもありますね。

 さて、話は変わって、フィリップ・ジルベールのサドルだけ「セライタリアじゃん?」ということですが。

 いちおう、スポンサー写真の時にはフィジークつけてるんですねwww

 で、聞いちゃいけないと思いつつ、フィ◯ークの中の人に聞いておきました。

 錦 「ジルベールだけサドルちゃうじゃん?あれなんで?」

 フィ「あ~あれな~よぅ言われんねん。ジルベールさん、クーヴァお気に入りでな、しばらくつこうてたんやけど、たまたま落車とかで壊れてな、本人も馴染み出したりすんのに時間必要になるし、慣れたのに戻してもええか?いうから、しゃあない、まぁええわ。そんでもテストとかには参加してもらうでいうてな。。。」

 錦 「そういうの結構あんのん?」

 フィ「まぁなぁ、尻の話やしな。身体に触れる部分は選手の要望も聞いてやらんとしんどい思いさすし。そんで選手がつこたやつをあとでラボに出したら得られることも多いでな。」

 フィ「そんでもあれやで!うちのサドルがアカンとか無いで!うちのサドルは一番選手に渡す数が少なくて済んでるんや!馴染み出して、すぐ壊れたら選手もかなわんやろ?うちなんて、平均して、年間でひとり3つくらいやで?」

 錦 「それって少ないの?」

 フィ「少ないがな!?めちゃくちゃ選手ら走るやろ?年4万キロとかのやつもおるわけや、うちのは壊れんし、壊れんちうことは馴染みが出た一番の状態でずっと走れるちうことや。うち以外でようけスポンサードしよる◯◯◯◯◯◯◯なんて、ツキイチで壊す奴おるて聞いてるわ。ツキイチいうても先頭交代せん奴とちゃうで、月にいっぺんの月一やで?(←これは言ってないwww)」

 錦 「そこまで壊れることってあんの?」

 フィ「まぁ、月一は稀な事例にしても、へたるのが早くなりすぎてるのが選手からは不満多いわな。クッション性を上げても耐久性を維持する方法はあんねんけど、コストかかるやろ?ホビーレーサーでそこまで乗り込む人は稀やろ?そやったら、馴染みが出やすいほうが評判得やすいがな。選手はメーカーのために使うわけやから文句言わんしな。イタリアはみんなサドルにはうるさいから、しょぼいもんなんか出せんわ。苦労してんねん。」

 フィ「そんななかでもうちのはプロ選手供給品としては最強やって言えるけどな。せやからジルベールさんひとりがちゃうのんしてるくらい、なんてことあらへん。そのうち、うちがもっとええもん用意したるわ。したらジルさん使うやろ。」

 あえてフィクションにしておこうと思って、西の方の感じに無理やりしてみましたwww 上記の会話がフィ◯ークの中の人との会話とは敢えていいませんが、サイクルモードに合わせて来日したガ◯パレさんが当店に来た時に通訳を介して教えていただいたことのイメージ会話かもしれませんwww

 我々ホビーレーサーが想像するよりメーカー側は「サドルの耐久性」を重要視しているみたいです。考えてみれば、せっかく馴染むものを見つけて、それが短寿命ではものすごい困りますもんね。

 シクロワイヤード フィリップ・ジルベールのバイク http://www.cyclowired.jp/?q=node/100416